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2018年10月10日更新

お風呂のタイルからの水漏れ修理にかかる費用は?修理方法も解説

ひと昔前の在来工法のほとんどのお風呂には壁や床にタイルが貼りつけてあります。その場合経年劣化などでタイルなどにひび割れなどが発生し、水漏れを起こす可能性があります。今回は、浴室タイルから水漏れしたときの修理方法や費用相場などをご紹介します。

  • 【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫
  • この記事の監修者
    株式会社フレッシュハウス
    樋田明夫
    営業戦略室 室長

お風呂のタイルから水漏れが起きる主な原因と問題点

お風呂のタイルからの水漏れ修理にかかる費用は?修理方法も解説

 
ユニットバスのようにお風呂を丸ごと設置する工法とは違い、壁や床にタイルを使用して浴槽を設置する在来工法のお風呂の場合、タイルの目地などがひび割れて水漏れしてしまう可能性があります。

では、タイル張りの壁や床のお風呂が水漏れしてしまう原因としてどのようなことが考えられるのでしょうか?

お風呂のタイルから水漏れする3つの原因をご紹介します。
 

タイルの隙間の目地の劣化

まず、タイルとタイルの隙間にはタイルの落下や水の浸入を防ぐためにセメントの目地材で埋めてあります。

タイル自体は水を吸収せず半永久的に使用することができますが、目地材のセメントコーキングは約15~20年前後が耐用年数だと言われているため、タイルよりも先に目地材が劣化するケースが多いようです。

この目地材が経年劣化することで、目地のひび割れや剥がれなどの破損が起きてしまい、水が床下や壁の内部に浸入してしまう恐れがあります。タイルや目地は固い素材ですので地震や車による揺れ、瓶を落としたりした拍子にタイルが割れてしまったり目地が欠けて隙間ができてしまうこともあります。

大きなひび割れの場合は目につきますが、小さなひび割れの場合目で確認することが難しく、気づいたときにはひびから入った水が床下や壁の内部に行き渡りカビや腐食などの深刻なトラブルを起こしている可能性があります。

お風呂タイルからの水漏れによる二次被害

お風呂のタイルから水漏れすることによって、二次被害を引き起こしてしまう場合もあります。

例えばマンションやアパートなどの集合住宅の場合、お風呂のタイルで水漏れが発生し階下の天井などに水漏れの被害を引き起こす二次被害の可能性があります。

階上のお風呂のタイルから水が浸入して床の基礎や壁の内部まで水が染み渡ってしまい、階下の天井まで被害が及んでしまうことがあるのです。

タイルから水漏れを起こし階下にまで水漏れの被害が及んでしまった場合、破損した浴室の修理はもちろんのこと、どこから水漏れしているのか漏水調査を行う必要があります。

また、階下の漏水被害の保障や修復などもする必要があるため、マンションやアパートなどの集合住宅で水漏れし二次被害が起きてしまった場合は、保障や修復などに高額の費用がかかってしまう恐れがあります。

マンションやアパートなどの集合住宅の場合、共有部分については大家さんや管理会社が費用を負担することが多い傾向にありますが、浴室などの専有部分に含まれるものが原因の場合、入居者が負担するケースが多いようです。

このとき加入している保険の種類によっては、水漏れによる被害も保証の対象になる場合がありますので、念のために契約している保険内容を確認しておくと良いでしょう。

木造住宅の場合はお風呂のタイルからの水漏れが起こりやすい

先程も少しご説明しましたが、ひと昔前の木造住宅の場合お風呂が在来工法であるケースが多く、床や壁などにタイルを使用しているのが一般的です。

このようなお風呂の場合、浴槽や床の下が土間コンクリートになっており、床のタイルがひび割れて水漏れを起こすとそのままコンクリートに染み込んでいき、床下の土台や柱などに浸入して腐食させてしまう可能性があります。

また、土台や基礎が常に湿っている状態にあるため、カビが生えやすくシロアリが寄り付きやすい環境になります。

お風呂の扉付近の床がふわふわしていたり、浴室の外の基礎にカビが生えて雨が降っていないのに湿っていたら、お風呂の下の基礎部分の腐食が進んでいるかもしれません。

床下の腐食が進行するとシロアリの被害だけでなく建物が歪んだり、耐震性能が下がるなど住宅の耐震性能の根幹を揺るがす事態になりかねません。
 

お風呂のタイルから水漏れしたときの修理方法

 
お風呂のタイルから水漏れしたときの修理方法には、お風呂のタイルを修復する方法とタイルを貼り替える方法があります。

それぞれどのような修理方法なのか見ていきましょう。
 

お風呂のタイルの補修方法

お風呂のタイルがひび割れてしまった場合、タイルをエポキシ系接着剤で補修する方法があります。エポキシ系接着剤とはエポキシ樹脂が主成分で化学反応によって硬化し隙間の穴埋めなどに適している接着剤のことです。

タイルの補修をするときは、既存のタイルの色に合ったエポキシ系接着剤を使用します。エポキシ系樹脂は主剤と硬化剤の2剤をよく混ぜ合わせた後、ヘラなどを使用してひび割れ部分にすり込んでいきます。

このときはみ出したエポキシ系接着剤は、硬化しないうちに拭き取りましょう。

一方、タイルの隙間の目地部分がひび割れている場合、浮いていたり割れている箇所をドライバーのような固い棒でかき出し目地部分のセメントをきれいに取り除いていきます。

割れている部分を取り除けたら、接着剤と同じようにタイルの目地用セメントやコーキング剤を埋め込み、硬化する前に拭き取ります。

タイルが剥がれてしまった場合、剥がれた部分だけ替えることも可能です。部分的に貼り替えるときはまず、貼り替える既存のタイルの残りや周囲の目地などを剥がして平らに整えていきます。

その後、接着剤で新しいタイルを貼り周囲の目地をコーキングやセメントなどで埋めます。タイルの補修をDIYで行いたい場合は、ホームセンターや通信販売などでタイルの接着剤やコーキング剤などの購入が可能です。

お風呂のタイルの補修は専用の補修剤などを使用することによってDIYが可能ですが、補修した箇所が分からないように施工することは難しく、補修部分が目立ってしまう恐れがあります。

お風呂のタイルを修復した跡が分からないように施工したい場合は、お風呂のタイル全体を貼り替えした方が美観を損なわないでしょう。

お風呂のタイルの貼り替え方法

お風呂のタイルのひび割れや剥がれ、浮きなどの劣化が進んでいたら部分的な補修ではなく、タイルの全面貼り替え、ユニットバスへの交換などを検討した方がいいかもしれません。

同じ時期に施工したのであればほかの箇所も同様に劣化していると考えられます。

その際に下地の状況も確認できますので木部の腐食、シロアリなど建物の強度に関する部分の補修は早く行ったほうが安心です。

また、タイルを補修する際同じタイルがない場合は全面貼り替えを提案する業者が多い傾向にあります。

壁の1面や傷んだとことのみ部分的に補修することで応急処置はできますが、水漏れの補修を行うのと同時に全面的な貼り替えをした方が水漏れによる他の傷みも発見できるのでお風呂の家の耐用年数を長くすることに繋がる可能性があります。

お風呂のタイルを貼り替える方法は、既存のタイルや目地を剥がし新しいタイルを貼る方法があります。

タイルの貼り替えの際、既存のタイルを割って剥がしていきますが、防水層を傷つけたり切ってしまうと防水加工を施工し直す必要があるため、タイルの貼り替えを行う時は熟練した職人がいる業者を選ぶといいでしょう。
 

お風呂のタイルを貼り替える場合の浴室タイルの選び方

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お風呂のタイルからの水漏れ修理にかかる費用は?修理方法も解説

 
お風呂のタイルを貼り替える場合、どのような浴室タイルを選べばいいのでしょうか。
 

浴室壁タイルはお手入れしやすく割れにくいものを選ぶ

浴室の壁タイルは、カビや水あかなどが付着しやすいためこまめなお手入れが欠かせません。お掃除がしやすいように、浴室の壁タイルにはお手入れしやすいものを選びましょう。

浴室の壁におすすめのタイルは、釉薬を使用したタイルです。釉薬とは陶器などの表面を覆うガラス質の部分のことで、釉薬を使用したタイルは表面がツルツルしているため汚れが落ちやすくお手入れしやすいのが特徴です。

また、もう一つおすすめなのが個々のサイズが大きめのタイルです。タイル壁の場合、目地にカビなどの汚れが付きやすいため、タイルのサイズが大きいと目地が少なくなりお手入れも楽になります。

一方、浴室の壁のタイルを選ぶときに割れにくいものを選ぶのも大切です。特に寒冷地などは室内でも気温が氷点下になる可能性があるため、浴室にタイルを選ぶ際は磁器質タイルを選ぶといいでしょう。

磁器質タイルは、吸水率が約1%なのでタイル内の水分が凍って割れることがなく寒冷地の浴室に使用しても割れにくいと言われています。

また、お手入れのしやすさでタイルを選ぶときに忘れてはいけないのが、目地に充填するセメントの目地材やコーキング剤などです。先程も少しご説明しましたが、目地はカビが発生しやすいため防カビ効果があるものを選ぶといいでしょう。

浴室床タイルは滑りにくいものを選ぶ

浴室の床をタイルを選ぶ場合、気をつけなければならないのがタイル特有の「滑りやすさ」です。水に濡れたタイルは滑りやすくなり大変危険です。

そのため浴室の床にタイルを取り入れるときは必ず滑りにくいものを選ぶのがポイントです。浴室の床のタイルを選ぶ際、浴室用か確認した上で選んで滑り止め加工がしてあるタイルを選ぶといいでしょう。

滑りにくいタイルにはサーモタイルとコルクタイルの2種類あります。

  • サーモタイル:冷たくなりにくく、肌触りの良いタイル
  • コルクタイル:高い防水性があり、滑りにくく保温性に優れているタイル

また浴室の床用タイルの場合、滑らないように表面がザラザラしたものも販売されています。基本的に浴室の床には素足で触れるため、滑りにくさで選ぶならザラザラしたもの、肌触りを重視するならサーモタイルがおすすめです。

浴室の床用タイルを選ぶときは、見本などのサンプルを一度触って確認してから決めるとお気に入りのタイルが選びやすくなるでしょう。

浴室タイルのデザイン選びのポイント

浴室タイルを選ぶ上で、タイルの色やデザインは重要なポイントになります。限られたスペースの中で、一日の疲れを癒すためには落ち着いた雰囲気にすることが大切です。

まず、浴室タイルを選ぶときには、壁と床のタイルの色は単色か同系色でまとめるのが一般的です。色はベージュ系かホワイト系、グリーン系なども人気があるようです。

また、床と壁のタイルの色を変えたい場合、床のタイルは濃いめの色、壁のタイルは薄めの色を選ぶと全体的にまとまった印象を与えることができます。

例えば、グレーなどのダーク系のタイルを床に選び、壁にはホワイト系のタイルを選ぶと飽きのこないシンプルな浴室になります。

その他に柄やデザイン性のあるタイルを壁に取り入れたい場合、浴室の全面に柄のタイルを貼りつけるのではなく、壁の下半分や壁1枚分、帯のように配置するなどアクセントとして取り入れることで、バランスの良い個性的な浴室づくりが可能になります。
 

お風呂のタイルからの水漏れ修理にかかる費用相場の目安

 
お風呂のタイルからの水漏れを修理するのには、どれくらいの費用相場が目安なのでしょうか。

タイルを補修するときの費用相場、タイルの貼り替えにかかる費用相場、タイルのお風呂をユニットバスにリフォームする場合の費用相場に分けて詳細をご紹介します。
 

お風呂のタイル補修にかかる費用相場の目安

お風呂のタイルのひび割れを部分的に補修するときの費用相場は約3万円~(現地調査・既存タイル色合わせ・材料費含む)、タイルの目地補修にかかる費用は約2万円~になります。

タイルを補修するのにかかる工期は約半日~1日と比較的短期間での施工が可能です。

しかし、専門業者によって現地調査をした結果、浴室タイルの土台が腐食していた場合、修復しなければならないため費用がその分高額になる可能性があります。

また、浴室タイルの土台から修復する場合の工期は、約1週間程度とタイルを修復するときに比べ長くなる傾向にあります。ある程度の補修を行う範囲は想定できますので追加の費用や日程も見積もり時に聞いておくとよいでしょう。お風呂のタイルの部分補修をしたときにかかる費用相場の目安は以下の通りです。

【例:戸建ての在来工法の浴室のタイルを複数個所補修した場合】

  • 施工費用:約10万円~約20万円
  • 施工内容:壁タイルや床タイルの割れや剥がれの複数個所の修復

浴室のタイルの壁や床の補修にかかる費用は、割れや剥がれが多くなるとその分費用が高くなるケースがあります。

施工業者の中には何カ所修復しても金額が同じところもあるようなので、補修する箇所と予算を考えながら施工業者を決めていくといいでしょう。

お風呂のタイルの全面貼り替えにかかる費用相場の目安

浴室のタイルの傷み具合が酷かったり、浴室のタイルの美観のために床や壁のタイルを全面的に貼り替える場合、タイルを数枚程度貼り替えるときの費用相場は約2万円~です。

一方で、1.5畳程の広さの浴室タイルの全面貼り替え工事を行ったときの費用相場は、約60万円~(既存タイル撤去・浴槽入れ替え・処分費など含む)です。

お風呂のタイルを貼り替える場合、ボンドで貼るよりも昔から施工されていた「団子張り」という工法で貼っていくときれいに仕上がると言われています。団子張りとは縦横、直角に糸を張り合わせながらタイルを一枚ずつ下から貼りいく工法のことです。施工期間が長く、腕の良い職人が必要なので近年はタイル用の接着剤でタイルを固定し、そのあとに目地材を埋めていく方法が主流です。

浴室がタイルのお風呂をユニットバスにリフォームする場合の費用相場

タイルを使用しているお風呂をユニットバスにリフォームする場合の費用相場は以下の通りです。

【例:タイル貼りのお風呂をユニットバスにリフォームした場合】

  • 既存の浴室:在来工法、床と壁はタイル、窓1つ、浴槽は埋め込み、屋外に給湯器がある
  • 広さ:0.75坪(1.5畳)
  • 価格相場:約100万円
  • 施工内容:既存タイル・浴槽解体工事、搬入搬出費、基礎工事、木工事、電気工事、設備工事、配管工事など

上記の施工例の場合、浴室の戸が一般的な折り戸ではくバリアフリー仕様の3枚引き戸に変更したため約6万円が追加費用として計算に含まれています。

また、在来工法のお風呂をユニットバスにリフォームするときの工期は基礎や壁内部の劣化具合によって変わりますが、約1週間が目安になるでしょう。

上記のユニットバスはスタンダードタイプのため、ハイグレードのユニットバスを選んだ場合は、費用がさらに高額になる可能性があります。
 

リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

「色んな会社に何度も同じことを伝えるのがめんどくさい…。」という方はカンタンに複数社を比較検討できるサービスもございますので、ぜひご利用ください。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!