2024年01月24日更新

監修記事

浴室のドアを交換する際の費用とポイントを解説!

浴室のドアを交換するためのリフォーム費用は、ドアの種類や素材、交換方法などによって変わってきます。状況によっては、まるごとユニットバスに交換した方がよい場合も。ここでは、浴室のドアを交換する際の価格とポイントについて解説しています。

この記事では浴室ドアの交換の際に選ぶドアの種類や選ぶ際の注意点、交換費用などについて解説しています。

浴室ドアの交換を検討している方にとって有益な情報が多く詰まっていることから、ドアの交換を検討している方には特におすすめです。

また、浴室のドア交換を検討している場合、「ハピすむ」を活用することも非常に大きなメリットがあります。

ハピすむ」は独自の基準を満たしている施工品質の高い業者だけを紹介しており、質の高い業者同士で比較査定をすることができるリフォーム会社紹介サービスです。

品質の高い工事を安価で受けられる可能性が高いため、現在浴室ドアの交換を検討している方はぜひ最後まで記事を読んでいただき、「ハピすむ」を活用してみてください。

浴室ドアの劣化のサインは?

浴室ドアには明確な劣化のサインがあります。

ここでは4つの症状を紹介しますので、該当する症状がある場合は交換などの対応を検討しましょう。

開閉がしづらい

ドアの開閉がしづらい場合は、ドア本体やドアの一部が劣化している可能性が高いです。

ドアの種類によっても原因は異なりますが、よくあるものとしてはドアを押さえている蝶番が外れている、ドアロック機構の留め金が外れている、ドアが傾いているといったものがあります。

蝶番や留め金は、外れているだけの場合は留め直すことで問題が解消する可能性もありますが、変形している場合は交換しなければ直りません。

また、ドアが傾いている場合は、ドア本体が変形しているか、戸車と呼ばれる部品が落ちているまたは戸車が変形している可能性が高いです。

この場合はドア本体の交換もしくは、戸車の交換をしなければ解消しません。

浴室内から浴室外への水漏れが起こる

基本的に浴室ではドア枠とドアが密着するため、浴室内から浴室外への水漏れは起こりにくいです。実際、新しい浴室を使い始めた頃に水漏れに直面したという方はほとんどいないのではないでしょうか。

このような水漏れは、ドア本体が劣化してドアと枠の密着が損なわれていることから起こるケースが大半です。

そのため、水漏れの症状が気になり始めたら、ドア本体の交換を検討するべきタイミングと言えるでしょう。

パッキンが外れてしまった

前述でも少し触れましたが、浴室ドアではドアと枠を密着させています。密着させるために重要なのがパッキンです。

浴室ドアに使用されているパッキンは、基本的に樹脂製であることから経年劣化やカビが繁殖することで形状が変化してしまう場合があります。

特に、パッキンが外れてしまった場合は劣化が進んでいることを示しているため、交換を検討した方が良いでしょう。

カビが増えやすくなった

浴室は湿度が高いうえ、水垢・皮脂・石鹸カスなど、カビが繁殖するためのエサも豊富にあることから、カビが発生しやすい空間となっています。

そのため、浴室には防カビ性能の高いコーティングを施したり、湿気を取るために効果的な換気扇を使用したりするなどのカビ対策が行われているのです。

それにも関わらず浴室ドアにカビが増えやすくなった場合は、ドアだけではなく、浴室全体の防カビ性能が低下している可能性があります。

定期的な掃除を怠ったことによるカビであれば、掃除をすることで解消されますが、普段掃除をしているにも関わらずカビが増えやすくなったと感じたら、浴室全体の劣化のサインと言えるでしょう。

この場合は、ドア交換だけではなく浴室のリフォームが必要になる可能性もあるため、専門業者から現場の調査をしてもらうことをおすすめします。

なお、普段掃除しない換気口にホコリがたまって換気性能が落ちていた、ということもあります。業者に調査してもらう前にそのあたりを調べ、ホコリがたまっていたら、可能であれば掃除してみるとよいでしょう。

浴室ドア交換の原因となる故障とは?

浴室ドアを交換せざるを得なくなる原因として、「劣化」について述べましたが、「故障」もあり得ることです。

浴室ドアは故障すると最悪の場合、浴室に閉じ込められてしまったり、浴室のドアが閉まらずお風呂に入れなかったりするなど生活に支障をきたしてしまうため、できるだけ早く交換をする必要があります。

浴室ドアの交換が必要になる主な故障の症状は以下の通りです。

  • ドアノブががたついたり、回らなかったりする
  • 浴室ドアのガラスやパネルが割れている
  • 浴室ドアを開閉する際にガタガタする
  • 浴室ドアがよく外れる
  • 浴室ドアが動かない

上記の項目に当てはまるのであれば、浴室ドアの交換を検討しましょう。

特にガラスやパネルが割れている場合は、怪我の恐れがあるためできるだけ早く交換する必要があります。

また、その原因には浴室ドアの問題ではなく、取り付けられている柱や床の歪みや傷みが関係している場合がありますので、現場調査の際によくチェックしてもらいましょう。

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浴室ドアを交換するタイミングはいつ?

急に浴室ドアが故障したとしても業者がすぐに交換の対応ができないこともあるため、あらかじめ浴室ドアを交換するタイミングを知っておくと余裕を持って行動できるでしょう。

では、浴室のドアを交換するタイミングとはいつなのでしょうか。

一般的に浴室ドアの耐用年数は約15年〜約20年です。そのため、約10年経過すると浴室ドアに劣化症状が現れてくる可能性があります。

この時点で劣化症状に気づいて対応できれば、パッキンの交換などの小規模な修理ですむ場合もあるでしょう。

浴室ドアに使用されているパッキンは、劣化するとひび割れや剥がれなどが発生してしまい浴室の密閉性が低下します。

お風呂に入った後に浴室ドアの外が濡れていたり、扉の隙間などにカビが発生したりするなどの症状が現れたらパッキンの劣化が考えられるでしょう。

また、その他にドアを支えている部品の破損やドアノブの故障などがある場合も浴室ドアの交換時期だと言えます。

このような劣化症状に気づいた時点で早めに浴室ドアの交換を行いましょう。

浴室ドアの種類別メリットとデメリットと交換時にかかる費用

浴室のドアには主に3つの種類があり、それぞれの特徴や交換する際にかかる費用、メリット、デメリットを見ていきましょう。

浴室のドアを交換する際の費用とポイントを解説!

1. 開き戸

玄関など、一般的なドアで使用されているタイプです。開き戸タイプのドアを交換する場合、約5万円〜10万円が相場となっています。

浴室のドアは、機密性を高めるため、ぴったりと作られていて開閉しにくいことが多くあります。しかし、開き戸はドアノブに手をかけるだけで開け閉めしやすく、子どもやお年寄りでも使いやすい点がメリットです。

しかし、開き戸は、ドアが開いた状態では多くのスペースをとってしまいます。また、ドアが浴室側に開く場合、万が一浴室内で人が倒れたとき、開けにくくなってしまうことが考えられるので注意が必要です。

2. 引き戸

横に扉をすべらせて開けるタイプのドアです。引き戸タイプのドアを交換する場合、約8万円〜15万円が相場の費用となっています。

引き戸の場合、開け閉めにスペースを取らず、ゆったりと出入りできます。狭い脱衣所や浴室を広く使えることもメリットです。

しかし、他の種類のドアから引き戸にリフォームする場合、壁を改造して引き込みスペースを作る必要があるため、費用が高くなりがちです。また、レール部分にホコリなどがたまりやすく、掃除しにくい点もデメリットです。

3. 折れ戸

扉の真ん中が折れて開け閉めするタイプのドアです。ユニットバスの標準仕様として、多く採用されています。折れ戸タイプのドアを交換する場合、約3万円〜12万円の費用が相場です。

ドアを開けても、折れ戸は開き戸ほどスペースを取りません。また、引き戸のように引き込みスペースがいらないため、壁側に設置することも可能です。

しかし、ドアの開け閉めに多少の力がいるため、子どもやお年寄りには使いにくい場合もあります。また、故障しやすい形状であることや、掃除がしにくい点がデメリットです。

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浴室のドアの素材の特徴と交換にかかる費用感

浴室のドアの素材には主に2種類あります。それぞれの特徴と、リフォームにかかる費用感について解説しましょう。

1. 樹脂素材

樹脂素材は、衝撃に強く軽いので取り扱いやすい点が特徴です。開き戸、引き戸、折れ戸のいずれにも使われることが多く、コストが低く抑えられます。

2. ガラス

ガラス素材は、開き戸や引き戸に使われることが多く、スタイリッシュな印象です。しかし、強化ガラスを使用しても、強い衝撃では割れてしまう場合も。また、樹脂素材に比べてガラス素材では、コストが高くなりがちです。

浴室ドアの交換費用を安く抑える方法は?

浴室ドアの交換費用を安く抑えるためにはどのような方法があるのでしょうか。

ここでは具体的に4つの方法を紹介します。

複数の業者から相見積もりを取る

ドア交換に限らず、さまざまなリフォームにおいても価格を抑えるために非常に有効な手段が、複数業者から相見積もりを取るという方法です。

比較査定とも呼ばれる作業ですが、複数の業者に同じ工事内容の見積もりを作成してもらい、価格や仕様を見比べることを指します。

実際に相見積もりを取ることで、その工事内容における相場費用や工事期間について把握することができます。

あまりにも相場からかけ離れている業者は手抜き工事や粗悪品を用いた工事をする可能性があるため、おすすめできませんが、比較査定を行って価格の安い業者に依頼することで、安くドア交換を行うことができます。

こちらから簡単に無料で見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

ドアやパッキンなどの破損部位だけを交換する

ドアを枠ごと交換したり、カバー工法を使用して交換したりする場合は商品代や工事がそれなりに高価になってしまいます。
そこでおすすめなのが、ドアのみの交換もしくはパッキンやハンドルなどの破損部位だけ交換するという方法です。

ドア枠関係に関しては触れないことから、商品価格を抑えることができ、工事の手間もドア全体を交換することから比較すると簡易的に済ませることができます。
そのため、費用を抑えてドアの不具合を解消したい場合には有効な手段と言えるでしょう。

ただし、現在使用しているドアが特殊な場合や、年数が経過していて部品が取り外せない場合はこのような対応ができない場合があるため、事前に確認する必要があることを覚えておきましょう。

火災保険の活用を検討する

火災保険に加入されている場合、浴室ドアの交換でも火災保険を活用できる可能性があります。

加入している保険の種類や補償内容にもよりますが、建物に関する補償をつけていてかつ偶発的な事故や破損・汚損、突発的な事故などに対応できる保険であれば、適用されることがあります。

ただし、経年劣化が原因の場合や地震が主な原因となっている場合には適用されないため、あらかじめ有識者に現場の調査を行ってもらい、火災保険が活用できそうかどうか判断を仰ぐようにしましょう。

ドアのサイズは維持する(大きくしない)

既存のドアよりも大きいものに交換リフォームをする場合、ドアの周りの壁を壊す必要があります。そうなると約30万円~50万円の費用がかかります。建具の状態などにより費用が大きく変動するので、詳しく見積もりを出してもらうことが大切です。

費用を抑えるのであれば、既存のドアのサイズは維持することが重要です。

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浴室のドアを交換する際のポイント


浴室のドアを交換する時のポイントは、ドアの種類や素材の他にどのような点が挙げられるでしょうか。浴室のドアの選び方のコツとリフォームの方法について解説します。

浴室のドアの選び方のコツ

浴室のドアは、家族の状況や、掃除のしやすさなどを参考にして選ぶことが大切です。

安全に使える

子供や高齢者がいる家庭の場合、浴室のドアは開けやすいタイプを選びましょう。介護や介助が必要な状況では、開け閉めにスペースをとらないタイプの方がよいと言えます。

また、開き戸を選ぶ場合、緊急時に脱衣所側からでも開けられるタイプのドアを選ぶこともおすすめです。幼い子どもがいる場合、誤って浴室に入り、浴槽内へ落ちてしまう事故を防ぐためのチャイルドロック付きのドアもよいでしょう。

手入れしやすい

浴室は、湿気がこもりやすくカビが発生しやすいため、毎日の掃除がラクにできることも大切です。掃除をしやすい素材や構造のドアを選ぶとよいでしょう。

カビが発生しにくいパッキンを採用していたり、換気口を複数箇所設置していたりと、手入れのしやすい工夫が施されたドアも多くみられます。

浴室のドアをリフォームして修理・交換する方法

浴室のドアをリフォームして修理や交換する方法は主に4つあります。費用など価格の面だけでなく、既存のドアの状態などから判断して決めましょう。

ドアのみを交換

ドア本体にトラブルがある場合、外枠などはそのままに、ドアのみの交換を行います。

しかし、ドアの使い勝手が悪い原因がドア本体だけでなく外枠などにもある場合、ドアのみの交換では、問題が解決しない場合も。状況把握のためにも、リフォーム会社に相談することをおすすめします。

カバー工法

カバー工法とは、既存のドアの外枠の上に、新しい外枠とドアを取り付ける方法で、多くのドア交換リフォームで採用されています。費用を抑え、時間もあまりかけずに施工が可能です。

しかし、カバー工法では、既存の外枠に新しい外枠を重ねるため、開口部が数センチほど狭くなってしまうことがデメリットといえます。

外枠とドアを交換

ドアの外枠や下地、壁などが傷んでいる場合、周辺を修理した上で、外枠とドアを丸ごと交換する必要があります。開口部が狭くなることもなく、新品同様にリフォームが可能です。

しかし、リフォーム工事が大がかりになることにともない、価格面も高くなりがちです。長年使って劣化が激しい場合などには、ドアと合わせて外枠の交換も視野に入れるとよいでしょう。

浴室のドアを交換する際の費用とポイントを解説!

ユニットバスごと入れ替え

浴室のドアが古くなってきているということは、同じように浴槽や壁も古くなってきているかもしれません。長い目で考えるのであれば同じタイミングでリフォームして、ユニットバスごと入れ替えるのもおすすめです。

ハウスメーカーのドアを交換したい場合は?

ハウスメーカーの名前が入っている商品は、ユニットバスの浴室のドアに限らず部品が流通しておらず、規格においても一般的な仕様の物と比較すると僅かに異なる物が多いです。

そのため、ハウスメーカーのユニットバスの浴室のドアをハウスメーカー以外で交換する場合は、カバー工法を使用して工事を行うか、現在納まっているドアに近い規格の代替品を使用して工事を行う必要があります。

また、同じ型のドアにするためだけにハウスメーカーに工事を依頼してしまうと、他の施工店と比較して施工費が高くなってしまいます。

そもそも商品が流通していないことから、価格が通常のものより高いケースがあります。

さらに施工においてもハウスメーカーが自社でやるのではなく、抱えている施工店に依頼することになるため、間でマージンが発生してしまうのです。

そのため、施工費が高価になるということを認識しておきましょう。

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浴室のドアノブの交換方法は?

一見簡単そうに見えるドアノブの交換ですが、ドアノブは使用されている商品やメーカーによって規格が異なる可能性があり、同じ商品を選定して取り寄せる必要があるのです。

また、現在のドアの厚みによっても使用できるドアノブが左右されます。

そのため、ドアノブの選定は非常に難しく、注意が必要であることを覚えておきましょう。

交換方法は、シンプルにドアノブのビスを外して交換し、再度ドアノブをビスで押さえるというものが一般的ですが、商品の種類によって異なります。

基本的には専門の知識を持った業者に対応してもらうことをおすすめしますが、どうしても自分で交換したい場合は、現在のドアノブを一度外してみて自分で交換できそうか判断しましょう。

浴室ドア選びの注意点は?

種類が豊富な浴室ドアにはいくつか選ぶ際の注意点があります。

ここでは3つの注意点について解説していきます。

安全性に配慮して選ぶ

浴室は転倒や、ヒートショックなど家の中でも特に事故が起こりやすい空間です。
また、小さい子供がいる場合はドアに指を挟む危険性もあります。

そのため、家族層に合わせて安全性に配慮しながらドアを選ぶ必要があります。

高齢者がいる場合は、万が一浴室内で転倒しても助けられるように取り外せるドアを使用したり、小さい子供がいる場合は指を挟みにくいドアを使用したりするなど、少しでも安全性を向上できるドアを選びましょう。

使用者の目線で選ぶ

浴室ドアを選ぶ際に大切なのが使用する人の目線に立って選ぶということです。

小さい子供が使用する場合は、ドアが開けやすく、指を挟みにくいドアの方が使い勝手が良いと言えます。

高齢者が暮らしている場合は、段差が小さいものや、車椅子でも入れるように間口が広いもの、緊急時に簡単に取り外せるものを選ぶことで安心して使用することができます。

お手入れのしやすさで選ぶ

浴室は湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすい空間です。

特に浴室ドアは浴室と脱衣場の温度差により影響を最も受けることからカビが発生しやすいのです。

そのため、綺麗な状態を維持するには日々の掃除が重要になります。

浴室ドアにはレールの段差が小さく掃除がしやすいものや、カビの生えやすいパッキンがないドアなど、清掃性に優れたドアがあります。

このようなドアを選ぶことで日頃のお掃除が簡単になるためおすすめです。

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浴室ドアを交換するのにかかる期間は?

前述の通り、浴室ドアの交換にはドアのみを交換する方法とカバー工法とがあります。どちらも工期は半日〜1日が一般的です。

そのため、朝から浴室ドアのリフォームを行えば通常当日の夜には浴室が利用できるでしょう。

ただ、上記の工期はスムーズに行えた場合であり、ドア枠の部分が腐食していたり浴室の修復作業などが加わったりすると、1日では完了できないことがあります。

また、浴室ドアの交換だけでなく浴室を新しくユニットバスにする場合は、さらに工期と費用が必要です。

築年数が古く、浴室ドアだけでなくお風呂全体に劣化が見られ、この先新しいユニットバスに取り替える予定があるのならば、浴室ドアを取り替える前に浴室全体の修復または交換を行った方がいい場合もあるでしょう。

浴室ドア交換はDIYで行えるのか?

浴室ドアが壊れてしまった場合、浴室ドアの交換はDIYで行えるのでしょうか。

例えば壊れているドアだけを交換したいのであれば、ドアやドア枠に記載されているものと同じ規格のドアを通信販売などで購入し、自分で取り付けることが可能です。

しかし、カバー工法のようなドア枠の取り付けが必要な場合は、水の浸入を防ぐための防水工事が必要になる場合があります。

防水工事はきちんと施工できていないとお風呂の水などが流れ込み、床や柱を腐食させる恐れがあります。

また、DIYでうまくいかなかった場合は最終的に業者に依頼することになるため、今後安心して長く使用するためにも、基本的にはプロである施工業者に依頼するようにしましょう。

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浴室ドアの交換がおすすめな施工業者は?

浴室ドアを交換したい場合、ほとんどのリフォーム業者で対応が可能です。しかし、防水工事を含むような浴室ドア交換の場合は、水回りのリフォーム実績や施工事例が多数ある業者を選んだ方がいいでしょう。

また、浴室ドアの交換だけであればサッシ業者でも対応できるため、業者選びの際の選択肢となります。

ただ、サッシ業者の場合は浴室ドアの交換しか請け負っていないことが多いです。木部が傷んでいる場合、ドア枠まで交換したい場合、お風呂を新しいユニットバスに変えたい場合は、リフォーム業者を選んだ方がいいでしょう。

賃貸物件における浴室ドアの交換はどうすればよいのか?

ここでは賃貸物件における浴室ドアの交換について、具体的に2つの場合を想定して解説していきます。

経年劣化の場合

使用方法に問題がなく、これまで普通に使用していたにも関わらず急に壊れてしまった場合や、脱衣場に水漏れが起きている場合は経年劣化が原因である可能性が高いです。

経年劣化の場合、管理者に状況の説明を行い、交換の段取りをしてもらうようにしましょう。

入居者に落ち度がないため、交換費用などは全て管理者が負担してくれるケースがほとんどですので、安心して浴室ドアの交換を依頼するようにしましょう。

故意による破損の場合

故意による破損は、使い方に明確な問題があったなど明確に過失が認められる場合のことを指します。

この場合においてもまずは管理者に経緯の説明を行い、交換の段取りを組んでもらうようにしましょう。

ただし、経年劣化の場合と違い、費用を請求されるケースが多いです。

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浴室ドア交換時の良い業者を見極めるポイントは?

浴室ドアを交換する際に良い業者を見分けるためのポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。
良い業者とは、現在の状況に応じて適切な提案をしてくれる業者です。

具体的に3つ紹介しますので、施工業者を選定する際の参考にしてみてください。

最初からカバー工法を提案してくれる業者

浴室ドアの交換には既存の枠も含めて全てを取り替える方法と既存の枠の上に新しい枠を重ねてドアを納めるカバー工法があります。

既存の枠を取り外して交換を行う場合、壁や床まで解体する必要があるため、工事が大掛かりになり、費用も高くなってしまいます。

施工業者としては当然工事代の高い工事をすることが好ましいため、このような工事を提案する業者も少なくありません。

しかし、施工を依頼する立場としては少しでも工事代を安く抑えたいですよね。そこで活用できるのがカバー工法なのです。

カバー工法は工事費を安価に抑えられるため、浴室ドア交換においておすすめの方法ですが、施工業者としてはあまり利益を得られない工事です。

カバー工法を最初から提案してくれる業者は、自社の利益のことよりも施工を依頼している施主のことを第一に考えているため、優良業者と言えるでしょう。

メーカーとの繋がりがあるドアサッシ業者

現在使用しているドアサッシのメーカーと繋がりがあるドアサッシ業者の場合、カバー工法用の浴室ドアを直接仕入れる可能性が高いです。そのため、卸会社を何社か経由している業者と比較すると施工費が安くなります。

また、ドアサッシ業者の場合、ドアを専門で扱っていることから、経験豊富である可能性が高いです。

このような業者に依頼することで品質の高い工事を安く受けることができるため、業者選びの際に意識してみましょう。

強引にユニットバス入れ替えを勧めてこない業者

前述でも触れましたが、施工業者は工事代が高くなるほど高い利益を得ることができます。

そのため、残念ながらドア交換で済むはずの状況にも関わらず、強引にユニットバスの入れ替えを勧めてくる業者がいるのです。

このような業者は利益目的が強く、施主の立場に寄り添えていない業者であるため、このような施工業者に依頼するのは避けた方が良いでしょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】市村千恵

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市村 千恵

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