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2018年10月10日更新

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

一軒家の壁紙だけではなく、賃貸住宅での引越しや退去に伴うクロス張替えリフォームの需要も増えてきています。ビニールクロスや土壁など、壁紙の種類とそれぞれの色、柄、機能について、また、部屋の壁や天井のクロス張替え費用と価格の相場についても解説します。

  • 【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治
  • この記事の監修者
    ディバルコンサルタント株式会社
    明堂浩治
    大手建設会社20年勤務

壁紙クロスの張替えリフォームで知っておきたい壁紙の種類

リフォームで壁紙クロスを張替える際に、最初に考えなくてはならないのが、どんなタイプの壁紙にするのかということでしょう。

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

戦前まで、日本家屋の壁はほとんどが湿式と呼ばれる土壁(塗り壁)でした。風情はあるものの、左官の技術が必要で、工期もかかるという欠点がありました。

その後、第二次世界大戦後の高度成長期に、石膏ボードに糊で壁紙クロスを張るという乾式工法が発展しました。それによって壁紙の施工性が高まり、工事期間も大きく短縮しました。

現在では、数多くの壁紙の中から好みのタイプを選べるようになり、選択の幅も広がっています。それでは、代表的な壁紙クロスをみてみましょう。

ビニールクロス

日本における壁紙のシェア第1位はビニールクロスです。施工性が高く、価格も安価であるという理由から、9割以上の壁紙はビニールクロスを使用しています。

ポリ塩化ビニール樹脂でできているビニールクロスは、表面にプリント加工や、凹凸感のあるエンボス加工が施されています。織物調、石目調、木目調など、色や柄も豊富で、それぞれの部屋に合わせたデザインを選ぶことができます。

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

手入れが楽ですが、その反面、通気性や調湿性に欠けるため、カビが出やすいという欠点があります。また、長持ちしないので、一般的に10年から15年で張替えリフォームが必要になってきます。

ビニールクロスはホルムアルデヒドなどのアレルギー物質が含まれるため、シックハウス症候群などが気になる場合は注意が必要です。

しかし、近年では、ビニールクロスも様々な機能を持たせたタイプが開発されています。低ホルムアルデヒドや、その他の機能性ビニールクロスも充実しています。

ビニールクロスのメリットやデメリットを解説している記事はこちら

紙クロス

一般的な紙クロスは、木材などのパルプを原料にした紙にプリント柄やエンボス加工などを施し、表面はプラスティックなどの樹脂加工や撥水加工で仕上げています。

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

しかし、ビニールクロスに比べると薄いため、水、油、擦れには弱く、水拭きや薬品を使う掃除は難しくなります。

紙クロスを大きく分けると、おしゃれなデザインが楽しめる輸入紙クロス、コウゾやミツマタなどを原料にした和紙、さらにケナフや亜麻などを原料にした非木材紙クロスに分けられます。

紙クロスのメリットやデメリットを解説している記事はこちら

輸入紙クロスの色・柄

欧米では天然素材でもある紙クロスが主流です。

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

色、柄も豊富で、ゴージャス感漂うデザインにエンボス加工を施したものや、大胆なプリント柄など、日本で探すのは難しいデザインを見つけることができます。

和紙クロスの色・柄

和紙が持つ独特の風合いを感じることができます。色や柄も比較的豊富です。しかし、コウゾの高級和紙はたいへん高価です。

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

非木材紙クロスの色・柄

最近、環境にやさしく、注目されている非木材クロスも色柄は比較的豊富であるといわれています。

紙クロスの機能について

天然素材である紙クロスは調湿性があります。

また、ケナフや亜麻などの非木材紙クロスは、二酸化炭素を吸収する機能があるといわれています。環境にやさしい材質として注目されています。

布クロス

クロスの語源は「布」なので、かつては布の壁紙が一般的に使用されていたようです。

布クロスには織物、編み物、フリースやフェルトに代表される不織布のタイプがあります。

素材も綿、麻、レーヨン、ポリエステル、シルクなど様々です。織り方は平織、綾織り、朱子織、その他凝った織柄のものまで多くの種類があり、色も豊富に揃っています。

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

布クロスは、布の裏に紙で裏打ちしてありますが、石膏ボード等に糊付けするときに布の伸縮があるため、施工は技術が必要になります。

シルクなどの高級素材は価格も高価で、施工費用も多少割高になります。また、布クロスを提案したり、扱ったりしているリフォーム会社が少ないというもの事実です。

布クロスの機能について

高級感がある布クロスは、天然素材なので吸放湿性が高いのが特徴です。アレルギー物質も含まれていないので、アレルギーがある人も安心です。

布クロスのメリットやデメリットを解説している記事はこちら

無機質系壁紙

近年、人気が高まっている壁紙で、不燃性の紙の上にガラス繊維の織物を張り合わせたり、金属箔などのメタリックを使用したりしたもの、さらには塗り壁に似せた聚楽や珪藻土を使用したものなどがあります。

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

土壁の雰囲気を味わいたいという場合は、施工費も抑えることができるので便利です。しかし、薄いため調湿性は低くなります。

土壁(塗り壁)

戦前の一軒家では、ほとんどが土壁でした。下地、中塗り、仕上げとすべての材料配合を左官職人が決めます。腕の良い職人さんの壁はヒビが入りづらく、見た目も美しい仕上げになります。土壁の種類をみてみましょう。

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

漆喰(しっくい)

消石灰に砂、糊などを混ぜたもので、内壁だけではなく土蔵などの外壁にも使用されています。白いイメージですが、江戸城にみる黒漆喰など、まれに色物もあります。カビが発生しにくいという特徴があります。

聚楽(じゅらく)

聚楽壁は京壁とも呼ばれています。元々は安土桃山時代以降に聚楽第付近の土を使用していたためにこのような名前なのですが、現在は、土地に関係なく仕上げ方法が同じならば聚楽と呼んでいます。

混ぜる土の色で様々な色出しを表現することができます。

珪藻土(けいそうど)

七輪などでよく見かける珪藻土は、植物プランクトンの化石(二酸化ケイ素)が蓄積してできた土です。軽く、断熱性が高いのが特徴です。

珪藻土は固まらないので、糊のような合成樹脂が必要になります。シックハウスが気になる場合は、どのような合成樹脂が使用されているのか確認しましょう。

土壁の機能について

土壁は水蒸気を吸湿、放湿するなど、調湿性があります。また、防火性が高いという特徴があります。

各種壁紙クロスの価格比較

ここでは、壁紙・クロスを張替えリフォームする際の、1平方メートル当たりの料金をタイプごとに比較してみましょう。すべて工事費込みの価格です。

・ビニールクロス(量産品クロス):約1000円~
・ビニールクロス(1000番台クロス):約1500円~

・紙クロス(撥水加工):約2000円~
・紙クロス(欧米製輸入クロス):約2500円~
・紙クロス(高級和紙):約1万5000円~

・布クロス(レーヨン):約1500円~
・布クロス(不織布):約2500円~
・布クロス(シルク):約1万円~

・土壁(塗り壁):約2500円~約5000円

クロスの張替えリフォームが得意なリフォーム会社を探すには

自分が住んでいる地域でクロスや壁紙の張替えリフォームを得意としているリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。

リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。

運営会社のエス・エム・エスは、東証一部上場企業なので、その点も安心です。

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壁紙クロス1m当たりと1平方メートル当たりの違い

壁紙やクロスの単価は「1m当たり」のものと「1平方メートル当たり」のものがありますが、同じではありません。

1m当たりだと、通常クロスの幅は約90cmなので、実際の面積は0.9平方メートルです。

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

同じ価格ならば、1平方メートルで表記してある方がお得ということになります。

ただし、ほとんどのリフォーム会社が平方メートル表記になっているはずなので、そこまで気にしなくても良いでしょう。

ビニールクロスの種類について

ここからは賃貸住宅や一軒家のほとんどで使用されている、人気の高いビニールクロスについて解説していきます。

量産品クロス

安価でシンプルなデザインが特徴でもある、スタンダードタイプのビニールクロスのことを「量産品クロス」と呼びます。

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

賃貸アパートや賃貸マンションの多くが量産品クロスを使用しています。一軒家においては、納戸などの一部の部屋に使用されることがあります。

1000番台クロス

色、柄ともに豊富で、エンボス加工やプリント柄を施したものや機能性を持たせたものまで、ハイグレードタイプのビニールクロスのことを「1000番台クロス」と呼びます。

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

一般家庭では、ほとんどがこちらのタイプを使用しているようです。機能性ビニールクロスには、どのようなタイプがあるのかみてみましょう。

防汚

クロスの表面に抗菌フィルムを施すことで、汚れにくくしています。掃除が楽なので、キッチンやトイレなどにもおすすめです。また、タバコのヤニなどが気になるという場合にはリビングなどで使用しても良いでしょう。

耐久

エバーフィルムなどで耐久性を強化しています。猫や犬などのペットのかじり傷やひっかき傷が気になるという場合にも使用できます。

消臭

生ごみや煙草の臭い、また、ホルムアルデヒドなどの臭いが気になるという場合は、光触媒と消臭剤を施したビニールクロスもあります。

通気、吸放湿

通気性に乏しいビニールクロスに親水性高分子ポリマーで湿度調整できるようにしたクロスです。北側などの湿気が溜まりやすい部屋にもおすすめです。

マイナスイオン

天然鉱石を配合したクロスで、マイナスイオンを発生させるというものです。寝室などで森林浴を味わいたいという場合に良いでしょう。

蓄光

蓄光インクが施されているので、消灯してから約20分もの間、光り続けるというクロスです。子供部屋や寝室に適しています。

賃貸契約における壁紙クロスの原状回復と費用について

賃貸契約が終了して引越し、退去する際に、壁紙を傷つけてしまっていた、または汚してしまっていたという場合には、原状回復のためのリフォームをしなくてはなりません。

なかには、貸主が借主の負担を減らすために、すべてリフォームしてくれる場合もあるかもしれませんが、いずれにしても賃貸住宅においても壁紙の張替えリフォームの需要は増えています。

原状回復のための修理負担額は、ガイドラインがあり「経過年数」で決まります。

賃貸契約における壁紙クロスの原状回復と費用について

新品を100パーセント負担として、6年経過すると1円になるという仕組みになっています。

例えば、貸主が新しく壁紙のリフォームをした(新品の状態)後に、借主が引越ししてきて3年経過したとき退去することが決まり、しかも壁紙が破れてしまっていたという場合を想定します。

仮に、貸主は1000円の量産クロスを使用して、10平方メートルのクロスをリフォームしたとします。つまり10万円かかっているわけです。借主は6年の半分、3年使用したので、負担金は半分の5万円です。

このケースでは、破いてしまった借主はリフォーム代金の50パーセントの料金を支払ってから、引越し、退去するということになります。

原状回復義務に関するより詳しい記事はこちら

壁紙・クロスを張替えリフォームするのにかかる費用と相場

ビニールクロスには量産品クロスと1000番台クロスがあることはお話ししましたが、実際に6畳の部屋の壁と天井にクロスを張るとしたら、どれくらい違うのかみてみましょう。

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

量産品クロスで壁と天井を張替えた場合の費用

6畳の部屋(約40平方メートル)を1平方メートル当たり1000円(工事費込み)の量産品クロスで張る場合は、1000円×40平方メートル=約4万円が相場となります。

概算で8畳では約5万円、12畳で約6万5000円です。

1000番台クロスで壁と天井を張替える場合の費用

同じように6畳の部屋を1平方メートル1500円(工事費込み)の1000番台クロスを張る場合の相場価格は1500円×40平方メートル=約6万円になります。

8畳では約7万円、12畳では約9万5000円です。

ここでは1畳180cm×90cmとしています。また、部屋を立方体として計算しているので、少し高めの料金設定になっています。実際には窓や扉があるのでもう少し価格は抑えられる可能性があります。

1000番台クロスは1平方メートル1500円からというのが相場ですが、実際には機能性の高いものや、デザインが凝ったものになると1平方メートル当たり2000円以上になることも少なくありません。

また、床と壁との間に巾木を使用したり、壁と天井の間の接線に廻り縁を取り付けたりすることもあります。その際には別に費用がかかってきます。

その他の工事費用

施工工事費込みのビニールクロス代金の他に、既存のクロスを剥がす費用、廃棄処分費用、養生費、諸費用などが別途必要になります。これらの費用の合計が全体の総額になります。

さらに、追加料金の費用が必要になることもあります。

・家具の移動費:約5000円~3万円
・エアコンの取り外し取り付け費:一台当たり約1万5000円
・下地処理費:1平方メートル当たり約1500~
・駐車場代:実費

実際の壁紙クロスのリフォーム例

ビニールクロスの張替えは、部屋の一部だけリフォームすることは難しいので、大抵は1部屋ごとか、全ての部屋をまとめてリフォームすることが多いようです。

トイレや住まい全体の壁と天井の張替えを、リフォーム会社に依頼する場合の工事費用の総額をみてみましょう。

トイレ

ゲスト用などの一部のトイレでは、3畳以上の広いトイレもありますが、通常のトイレは1畳から3畳以内の広さです。

クロスや壁紙の張替えリフォームにかかる費用・価格の相場は?

トイレは汚れやすい場所なので、防カビ、防汚、抗菌、表面強化などの機能クロスをおすすめします。

機能性のあるハイグレードタイプのビニールクロスを使用した場合、工事費込みの総額は約4万円から約7万円の見積もりになります。(3畳以内)

トイレのクロスの張替え費用に関するより詳しい記事はこちら

おすすめのトイレのクロスに関する記事はこちら

3LDKの壁・天井の張替えリフォーム

3LDKの一般的な床面積は約60から75平方メートルといわれています。約400~500平方メートルのクロスが必要になります。

量産品クロスと1000番台クロスを使用した場合の工事費込みの価格をみてみましょう。

・量産品クロス:約35万円から約50万円
・1000番台クロス:約55万円から約80万円

4LDKの壁・天井の張替えリフォーム

4LDKの一般的な床面積は約70から90平方メートルなので、クロスは約500から600平方メートル必要だといわれています。

工事費込みの価格をみてみましょう。

・量産品クロス:約45万円から約60万円
・1000番台クロス:約70万円から約95万円

壁と天井の壁紙・クロス張替えリフォームについて概算でみてきましたが、張替え費用の見積もりはリフォーム会社によっても違ってくるので、複数の会社に見積もり依頼することをおすすめします。

壁紙・壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた壁紙・壁リフォームは、あくまで一例となっています。

正確なリフォームの金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!