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2017年12月21日更新

和室の押入れをクローゼットにリフォームする費用・価格は?

部屋には洋服の収納スペースが欲しいですね。和室の押入れをクローゼットに改造するリフォームが増えています。押入れをクローゼットにリフォームする工事方法と注意点、費用の相場など、具体的な事例を交えてお伝えします。

押入れをクローゼットにリフォームするときの注意点

和室を洋室にリフォームする事例が増えています。押入れも洋風クローゼットになりますが、リフォームする際には注意すべき点があります。

木造住宅の床の仕組み

木造住宅の床組みには、従来からの「根太工法」と新しい「剛床工法」があります。工法の違いで、床に張られる下地合板の厚さが変わってきます。

根太工法

基礎の上に束石→床束→大引(土台や床束の上に渡して根太を支える横木)→根太(床板を受けるために大引に掛け渡す水平材)→床板の順に構成されています。床板には厚さ12mmの構造用合板が用いられます。

剛床工法

剛床工法は10年程前にできた工法で、根太を設けないため「根太レス工法」とも呼ばれています。コスト面と施工性の良さから近年の新築住宅では主流になっています。

根太を設けない分、補強のため床下地には厚みのある24mm以上の厚物構造用合板が張られます。

押入れをクローゼットにリフォームするなら積載荷重見直しを

建築基準法では、建物に対して積載荷重の基準が設けられています。積載荷重基準は、床板の厚さや材質によって充分に耐えられる構造にするための指標です。

木造住宅のうち居住空間の床に対する長期積載荷重は、1平方メートルあたり180kgですが、局所的に集中荷重された場合の最低基準であって、必ずしもそれを超えると床が抜けてしまうということではありません。

根太工法は根太が床を支え、剛床工法は根太がない分、厚い合板によって強度を守っています。

剛床工法ができる前の木造住宅は根太工法によるものでした。建築年数が古い家では、押入れには布団を収納することだけを前提に、根太の上には5.5mm程度の薄いベニヤだけが張られているケースもあります。

洋服以外にもさまざまな物を収納するクローゼットにリフォームする場合には、押入れがどのような床組みになっているかを確かめ、場合によっては耐荷重対策を見直す必要が出てきます。

床の補強方法

下地を12mm以上の構造用合板に張替え、その上にフローリングやフロアタイルなどの仕上げ材を張ることで改善できます。

押入れをクローゼットにリフォームしたら湿気対策を

押入れの建具と言えば襖です。組子の上に下張り、上張りと複層に張られた襖は、中に空気層をつくり、その構造と材質によって調湿効果が生まれ、日本の高温多湿な夏でも湿気がこもらないことが利点です。

クローゼットにリフォームする場合、襖に比べ通気性が悪くなるので、しっかりと湿気対策することをおすすめします。

扉をルーバータイプにする

クローゼットの扉をルーバータイプにすることで、通風性が良くなり湿気対策になります。

・WOOD ONE 無垢ルーバークローゼットドア
間口6尺折れ戸タイプ:約15万円/セット
間口6尺3連引き戸タイプ:約18万円/セット

調湿効果のある内装材を使用する

クローゼットの内装に、調湿建材を使用することでも湿気対策になります。

・LIXIL エコカラット
珪藻土の約5~6倍の吸放湿量があり、余分な湿気を吸収してくれるタイル壁材です。
303角平サイズ:約6,000円~/平方メートル

・ダイケン 収納ボードさらりあ
クローゼット用の調湿ボード。施工が簡単でリフォームに最適です。
3×6尺サイズ:約1,500円/平方メートル

押入れをクローゼットにリフォームするときの費用相場

押入れをクローゼットにリフォームする費用相場は、約20万円~40万円です。平均的な見積り費用の内訳をみてみましょう。

押入れの解体

まずは押入れを解体します。中段の雑巾摺、棚板、根太、横受け桟、上部の天袋、中鴨居、鴨居、下段の前框、後框、敷居、そして縦枠、床板を順に撤去していきます。

和室のつくりは複雑なので解体も手間がかかり、襖を含めて廃材が多く出ます。

解体・処分費:約4~6万円

床の補強と木下地の施工

床下地張り、木下地、棚、ハンガーパイプの取り付けなどの木工事です。

木工事費用:約3~5万円

枠・建具取り付け

クローゼット枠の取り付けと扉の設置をします。

材料価格:約7~10万円
設置・調整費:約2万~3万円

内装工事

クローゼットの内装工事です。壁と天井にクロス、床にクッションフロアやフロアタイルを張ります。

内装工事費(クロス・床材):約3万~5万円

諸経費

そのほかに諸経費がかかります。諸経費とはリフォーム会社の利益分で、工事原価の約10~15%程度の金額になることが多いようです。

諸経費:約3万~5万円

押入れを拡張してウォークインクローゼットにする

通常の押入れは奥行きが91cm(1畳)なので、一般的なクローゼットよりも広いと言えます。思い切ってもう少し押入れのスペースを拡張して、ウォークインクローゼットに改造する方法もあります。

押入れを拡張してウォークインクローゼットにする場合は、上記の費用に加え、壁の解体や造作も伴うのでリフォーム費用は約30~50万円が相場となります。

ウォークインクローゼットにはどのくらいの空間が必要?

1間の押入れは、幅182cm×奥行91cmです。2畳分に拡張すると、幅182cm×奥行182cmの正方形のウォークインクローゼットになります。

洋服がかかったハンガーの幅は約50cmです。ハンガーの幅50cmにゆとり10cmをプラスして、ハンガーパイプは60cmの幅を取ります。

2畳のウォークインクローゼット内部の左右と正面の壁にハンガーパイプをコの字型に設置しても、中央には約(幅60cm×奥行120cm)の空間ができます。一人なら出入りできるウォークインクローゼットになりますね。

リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

「色んな会社に何度も同じことを伝えるのがめんどくさい…。」という方はカンタンに複数社を比較検討できるサービスもございますので、ぜひご利用ください。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!