2024年01月24日更新

監修記事

洗面台の価格やリフォーム費用・工事費の相場は?

「間取りやスペース的に大きな洗面化粧台ユニットが設置できない」「洗面所以外に2台目の洗面台を取り付けたい」「スタイリッシュな洗面所にしたい」等、様々な洗面台リフォームを考える方のために、ベッセル式やカウンター一体式といった人気の洗面台の価格と、リフォーム費用の相場をご紹介します。

何故洗面所は物が多くなるのか

洗面所はどうしても物が多くなり、収納スペースが不足しがちな場所です。

特に脱衣所を兼用している場合などは、バスタオルや洗濯機のスペース、洗濯前の衣類を置いておく場所も必要となります。

また、買い置きの洗剤や風呂掃除の道具なども洗面所に保管するとなると、収納スペースはいくらあっても足りなくなってしまうでしょう。

浴室と洗面所は隣接している場合が多く、どうしても湿気の溜まりやすい場所で物の保管場所には不適当です。必要最小限の仮置き程度の収納と考えましょう。

洗面所の収納リフォームにかかる費用や価格の相場は?

洗面台のリフォーム費用の相場

リフォーム工事の費用は、既存の洗面台があると撤去と処分費がかかります。

給排水管の工事を含めた取り付け費用と合わせて、約3万〜4万円が相場です。

洗面台を交換するときに、床の張り替えも検討してみてはいかがですか?

床材にもよりますが、クッションフロアなら施工も簡単なので、プラス約2万〜5万円かかると思っていれば良いでしょう。

床やクロスの張り替えなどの内装工事も一緒にやることで単体でリフォームするより安く済む可能性が高くなります。

リフォームするならトイレも一緒に

洗面台の交換に合わせて、トイレをリフォームする例も多くあります。

トイレのリフォームもする場合は、さらにプラス約30〜50万円の見積もりになるでしょう。

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予算別、洗面台のリフォーム事例

予算別に洗面台リフォーム事例の費用内訳や、リフォーム内容、工期について解説します。

予算10万円台、20万円台、30万円台の事例を表にまとめました。(費用はいずれも税込み)

予算10万円台 予算20万円台 予算30万円台
総費用 159,500円 211,100円 339,000円
洗面台解体・撤去 8,800円 8,800円 8,800円
撤去材処分費 8,800円 8,800円 8,800円
新規洗面台 72,600円 107,700円 156,200円
設置工事 30,800円 30,800円 30,800円
水道仕込み工事 19,800円
クッションフロア
張替
27,500円 22,000円 22,000円
クロス張替 22,000円 38,500円
洗濯機パン 8,800円
トラップ 3,300円
洗濯機パン・トラップ施工費 22,000円
洗濯水栓 3,850円
洗濯水栓施工費 5,500円
現場管理費・諸経費 11,000円 11,000円 11,000円
リフォーム内容 ・洗面台交換
・クッションフロア張替
・洗面台交換
・クロス、クッションフロア張替
・洗面化粧台交換
・洗濯パン、水栓交換
・クロス、クッションフロア張替
工期 2日 2日 2日
物件種別 戸建て マンション 戸建て

リフォーム予算10万円台の事例

LIXILの「オフト」

洗面台をリクシルの「オフト」幅75cmに交換した事例です。

クッションフロアも張り替え、従来の雰囲気も一新しました。

LIXILの洗面台で収納しやすく

リフォーム費用 10万円
施行日数 3日
住宅の種類 一戸建て
築年数 31年
メーカー名 LIXIL

築31年で洗面台が老朽化しており、LIXILの洗面台にリフォームしました。様々な形大きさの収納があり、とても便利です。

リフォーム予算20万円台の事例

パナソニックの「シーライン」

洗面台をパナソニックの「シーライン」に交換しました。

鏡は三面鏡スタイルです。

リフォーム予算30万円台の事例

リクシルの引き出しタイプ

洗面台はリクシルの引き出しタイプに交換しました。鏡は三面鏡です。

さらに洗濯機パン、洗濯水栓も新しくしました。洗濯機パンは幅74cmから64cmへと小さくし、一回り大きな洗面台を置けるスペースを確保しました。

TOTOのオクターブで使いやすい洗面台に

リフォーム費用 30万円
住宅の種類 一戸建て
築年数 50年
メーカー名/商品名 TOTO/オクターブ

老朽化した洗面台をリフォームするためにTOTOのオクターブを選びました。洗面台が広くなり、水しぶきが飛び散らなくなりました。また鏡が大きいので使いやすいです。収納も広いのでたくさん物をしまうことができます。

リフォーム予算40万円以上の事例

忙しい朝も2ボウルで快適に準備が出来る造作洗面台

リフォーム費用 62万円
住宅の種類 戸建て
築年数 36年

家族が増えたことをきっかけにリフォーム。CGを作成していただき、ご提案のイメージがより具体的に実感でき非常によかった。リゾート風のテイストでまとめた造作洗面台は2ボウルにしたことで、朝の支度時に混み合うこともなくなりました。

ワイドサイズで使いやすいスタイリッシュな洗面化粧台

リフォーム費用 90万円
住宅の種類 マンション
築年数 6年

お子様の独立を機に、ご夫婦が快適に暮らせるようにとリフォーム。全面改装のリフォームデザインに合わせて、シック&スタイリッシュな印象を持つ、スクエアシンクのワイドな洗面化粧台を選択。高級ホテルのような仕上がりとなっています。

モダンシックなタイル貼り造作洗面台

リフォーム費用 68万円
住宅の種類 戸建て
築年数 20年

中古住宅を購入してのリフォーム。難しい形の間取りだったが、その間取りを活かしたリフォームプランを気に入られ、スペースアップに依頼されました。全面タイル貼りの壁面とシンプルなボウルやミラーを組み合わせ、シックでモダンな造作洗面台に。

アイテム一つひとつにこだわった造作洗面台

リフォーム費用 42万円
住宅の種類 戸建て
築年数 35年

二世帯になることをきっかけにリフォーム。タイルやボウルなどデザインにこだわり、可愛くおしゃれな、カフェや雑貨屋さんにあるような造作洗面台が完成しました。

洗面化粧台のサイズ別価格の相場

洗面化粧台はミラー部分と洗面台が基本となっています。そのなかでも1面鏡とカウンター下が開き戸タイプの組み合わせがスタンダード仕様になっている事が多いです。

そんな洗面化粧台についてサイズ別に参考価格を調べてみました。

サイズ500mm

最も間口が狭いサイズですが、洗面台と鏡だけのシンプルなセットなどは4万円台からあります。スペース的に問題がある時や、2台目の洗面台としてもニーズが高いです。

サイズ600mm

コンパクトサイズで、各メーカー5万~7万円前後です。洗面台は小さく、キャビネットと組み合わせて収納力を充実させてもいいですね。

サイズ750mm

この750mmが普及している中でいちばん一般的なサイズで、価格は6万~10万円前後が相場です。需要が多いサイズなので、各メーカーからのラインナップも豊富です。

750mmを超えるサイズ

大型サイズ900mmや、1000mm以上のものは間口ぴったりにサイズ調整が出来るタイプもあります。価格は10万円前後から高額なもので50万円以上するものもあります。

洗面化粧台の価格やリフォームにかかる費用は?

業者にリフォームを依頼すると、洗面化粧台価格はメーカーの定価から割引いてくれる場合がほとんどです。

相場は40~60%程の割引が多いので、実際の購入価格は半額ぐらいを目安に考えておきましょう。

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洗面台のリフォームにかかる費用の内訳

洗面台のリフォーム費用には、洗面台の本体価格以外にどのような項目があるのか解説します。(費用はいずれも税込み)

洗面台解体・撤去費用

洗面台を撤去する場合、給水管プラグ止め、排水管プラグ止め、撤去材処分費用が含まれます。

費用の相場は、約2万〜3万円です。

洗面台設置工事費用

洗面台を新規に購入した場合、洗面台の設置工事が必要になります。

設置工事の費用は、間口の大きさによって異なりますが、約3万〜5万円が相場です。

出張費用

設置工事の作業員の出張費は人数分かかります。

出張するエリアによって金額は変わっていきます。

諸経費

設置工事に必要な部材や養生材などの費用、駐車場代などが諸経費に計上されます。

事務処理の手数料が含まれることもあります。

洗面台のリフォーム費用を安く抑える3つのコツ

洗面台をリフォームした時に、予算をオーバーしてしまったというケースも考えられます。

そうならないために、リフォーム費用を安く抑える3つのコツをご紹介します。

ユニットタイプの洗面台を選ぶ

洗面台全体を交換するなら、ユニットタイプの洗面台がおすすめです。

洗面台本体の価格を安く抑えることができます。

ユニットタイプの洗面台はサイズも豊富に揃っているので、ほとんどの洗面台に合います。

洗面台リフォームに強い業者に依頼する

リフォーム費用をさらに安く抑えたい場合には、洗面台リフォーム専門の業者に依頼するのもおすすめです。

洗面台メーカーと提携している業者なら、正規品を大量に仕入れてストックしているため、より安価な価格で製品を提供してくれることがあります。

さらに、洗面所の湿気対策や結露防止などの追加工事をしたい場合にも、リフォームパックを活用して費用を安く抑えることができます。

お住まいの近くにある業者を探すなら、リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」のサイトからピッタリの業者を探すことができるでしょう。

撤去した古い洗面台を粗大ごみで処分する

古い洗面台を処分する際、洗面台のサイズによっては粗大ごみで廃棄した方が安くなる場合があります。

お住まいの地域にある粗大ごみ処分センターに問い合わせて確認してみましょう。

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洗面台はどこで何を選べばいい?

大手メーカー、大型家具店、ホームセンターなどシンプルデザインからハイグレードデザインまで価格帯の幅も広いので、どこでどのような洗面台を選べば良いのか迷ってしまいますね。

参考価格の相場をご紹介します。

シンプルなコンパクト性重視の洗面台

住まいの中で洗面所以外にも洗面台があったらいいな、と思うことありませんか?

ユニットタイプやカウンタータイプなど、コンパクトに設置できる洗面台ならスペースがあまりない場所でも取り付け可能です。

簡易洗面台として、鏡のないボウルだけのシンプルタイプもあります。

必要であれば、収納キャビネットや鏡をパーツごとにプラスしてもいいですね。

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洗面台の様々な種類を紹介

大手メーカーの商品を参考に、様々な種類の洗面台をピックアップしました。

コンパクトに設置できる洗面台

ちょっとした手洗いなどをしたい場所にコンパクトに設置できる商品が人気です。

給排水管とのセット参考価格になります。

  • ハンギングタイプ:約11万円前後
  • カウンタータイプ:約14〜15万円前後
  • キャビネットタイプ:約13〜14万円前後

シンプルな洗面台

洗面所に窓がある場合、そこに背の高い洗面化粧台は設置したくありませんよね。

鏡が付かない洗面器とキャビネットのみのシンプルな洗面台なら窓をふさぐこともありません。

  • ホーローボウル洗面タイプ:約3万円前後
  • ホーローボウル洗髪シャワータイプ:約4万円前後

リーズナブルな洗面台

大型家具店やホームセンターのオリジナル洗面台は、大手メーカーよりも価格帯が低めです。

メーカーにこだわらず金額が安い方がいいという方におすすめです。

代表的な大型家具店としては、ニトリやIKEAなどが人気です。

ホームセンターではジョイフル本田やカインズホームなどがあります。

ユニットタイプ

ボウル、鏡、キャビネットが一体になっているタイプです。

  • シンプルグレード:約3万円前後
  • 3面鏡開き戸式キャビネットタイプ:約5万円前後
  • 3面鏡スライド式キャビネットタイプ:約6万円前後
  • 壁出し水栓シャワー付きハイグレード:約9万円前後

カウンタータイプ

鏡が別になったシンプルなカウンタータイプです。

  • スタイリッシュ洗面カウンター:約4万円前後
  • 洗面化粧台:約5万円前後
  • 洗面化粧台スライド式キャビネットタイプ:約6万円前後

システムタイプ

  • 収納付きタイプ:約2~4万円前後
  • ダブルボウルタイプ:約4~6万円前後

ドイツ製ホーロー洗面器

洗面器にこだわってワンランク上の洗面台に。ドイツ製のホーロー洗面器で、シンプルモダンな空間を演出できます。

  • カウンター一体型:約20万円~

洗面台リフォームのオプションの種類

オプションパーツで機能性を高める

ちょっとしたオプションパーツで洗面所がオシャレな空間になったり、使い勝手の良い洗面台になったりします。

洗面台がシンプルであるからこそ、必要なオプションパーツだけを追加してお気に入りの洗面台にしましょう。

オプションパーツとその参考価格をご紹介します。

壁付けミラー

やっぱり鏡は必要という方は、収納機能の無いシンプルな壁付けミラーを。

お部屋がすっきりとしたイメージになります。

  • 約1万円~

シャワー水栓付き

ホースを引き出せるシャワー水栓が付いていると、忙しい朝の洗髪も可能ですね。

  • ホース引出し式シャワー水栓:約5万円前後

自動水栓なら衛生的で、なおかつ節水にもなるのをご存知ですか?

  • 自動水栓:約6万円前後
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デザインにこだわったモダンなパーツ

ホテルやカフェにあるようなスタイリッシュな洗面台は憧れですね。

デザイン性重視の外国製洗面台ならそれだけでインテリアの一つになります。

水栓金具もモダンです。

昔ながらの「洗面所」がリフォームによってオシャレな「パウダールーム」に変身すること間違いありません。

洗面台のおすすめメーカー

最初に、洗面台のおすすめメーカーの特徴と代表的なシリーズをご紹介します。

LIXL(リクシル)

画像出典:リクシル

LIXILは、洗面台のデザインを楽しみたい人に人気のメーカーです。

水栓を開くと約1秒後にお湯がでる独自の機能があったり、髪の毛が捨てやすいようにヘアキャッチャーの形状が特殊だったりと、使い勝手にもこだわっています。

また、排水口が45mmと大口で金属パーツの段差がないので、掃除が簡単なのもうれしいポイントです。

  • 代表的なシリーズ:ピアラ、ルミシス

TOTO(トートー)

画像出典:TOTO

TOTOの洗面台には、除菌水が噴射できる機能を搭載しているものがあります。

除菌水を使えば、歯ブラシや排水口などを清潔に保つことができます。

また、排水口には抗菌・防カビ効果のある素材を使用しており、洗面ボウルも水が流れやすい形状になっているので、お手入れがしやすいのも魅力的です。

さらに、排水管を奥に設置して洗面台下に大容量の収納スペースを確保するなど、収納面にもこだわっています。

  • 代表的なシリーズ:Vシリーズ、サクア

Panasonic(パナソニック)

画像出典:パナソニック

Panasonicの洗面台には、家電メーカーならではの工夫がなされています。

ドライヤーなどの家電が使用しやすいように鏡裏の収納部にコンセントを複数設置したり、顔や手元が明るく見えるように照明の色や形状、設置場所にこだわったりしています。

なかには、フットケアがしやすいように足置き台を装備しているものや、使用直後のヘアアイロンが熱いまま収納できるパーツもあり、健康や美容にこだわった設備が多いのもPanasonicの特徴です。

  • 代表的なシリーズ:Lクラス、シーライン、

タカラスタンダード

タカラスタンダードの洗面台では、ほとんどのシリーズでホーロー製のキャビネットを採用しています。

ホーローは、水、傷や熱に強く耐久性が高いので、水や洗剤などさまざまなものを扱う洗面台にぴったりです。

また、引き出しの底板もホーロー性のものなら、使用直後のヘアアイロンが熱いまま収納できたり、濡れているものをそのまま片付けられたりするので、さらに利便性が高まるでしょう。

また、ホーローには磁石がくっつけられるので、収納のバリエーションを増やしやすいのも大きな魅力です。

  • 代表的なシリーズ:ファミーユ、オンディーヌ

クリナップ

画像出典:クリナップ

クリナップの洗面台は、ステンレスを採用しているものが多いです。

引き出しの底板からキャビネットの骨組みまでステンレス製のものもあります。

ステンレスは耐水性が高く、においが付きにくい素材です。

そのため、洗面台を清潔に保ちやすく、手入れしやすいメリットがあります。

また、洗面台の高さは一般的には80cmであるものが多いのに対し、クリナップの洗面台は85cmが標準です。

そのため、顔を洗うときなどに腰にかかる負担を軽減できます。

  • 代表的なシリーズ:S、ファンシオ

トクラス

画像出典:トクラス

トクラスの洗面台は、カウンターから洗面ボウルまでつなぎ目のない人造大理石製です。

人造大理石は、液体が染み込みにくく、陶器と比べると衝撃に強い特徴があります。

さらに、小さいすり傷ならナイロンたわしで磨くだけで補修できるので、新品のようなきれいな状態を維持しやすいでしょう。

また、鏡裏の収納部には網目状のプレートがあり、濡れたままのコップや歯ブラシも衛生的に収納できる工夫がなされています。

  • 代表的なシリーズ:エポック、アフェット

サンワカンパニー

サンワカンパニーの洗面台の魅力は、高いデザイン性です。

なかには、オーダーメイド感覚で洗面台やミラー、洗面ボウル、水栓などそれぞれのパーツを選んで組み合わせられるシリーズもあります。

木製素材で温かみのある洗面台や、モルタル風でスタイリッシュな洗面台などいろいろなテイストがあるので、デザインにこだわりたい人におすすめです。

  • 代表的なシリーズ:Aタイプ、Dタイプ

ウッドワン

画像出典:ウッドワン

ウッドワンの洗面台は無垢の木で作られています。

そのため、ナチュラルな雰囲気が好きな人や、素材にこだわりたい人に人気があります。

木製のキャビネットのデザイン性が高いのはもちろん、洗面ボウルや水栓などの各パーツも洗練されており、インテリアとしてもぴったりです。

1枚の無垢板に洗面ボウルと水栓を取り付けただけのシンプルな洗面台から、収納スペースをしっかり確保したユニットタイプまで好みに合わせて選べます。

  • 代表的なシリーズ:無垢の木の洗面台(オープンタイプ、ユニットタイプ)

エイダイ

画像出典:永大産業

エイダイの洗面台は、デザインと機能をシンプルにしてコストを抑えた商品が多いのが魅力です。

扉のデザインは少ないものの、洗面ボウルが大容量だったり、水栓を壁付けできたりと利便性の高い装備がそろっています。

また、顔を洗うときに腰の負担が減らせるように、洗面台の下にひざが入るスペースを設けているタイプもあり、価格を抑えつつも使い心地にもこだわる一面が見られます。

  • 代表的なシリーズ:シャンピーヌプレーン、キューボプレーン
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後悔しない洗面台の選び方とは

洗面台を選ぶ際は、デザインや機能だけでなくボウルの大きさ、作業スペースの広さなど、使う人に合ったサイズかを確認して選ぶことをおすすめします。

ボウルが小さかったり、スペースが狭かったりすると、顔を洗う時に手が当たってしまいます。

日頃から使う洗面台でストレスがないように選びましょう。

洗面台をリフォームするタイミング

古くなった洗面台をリフォームしたいと考えていても、そのタイミングが分からないという方もいらっしゃるかもしれません。

洗面台の故障であるなら、すぐに交換ということになりますが、一般的には新築や新規購入から、目安として10年から15年が交換時期であると言われています。

洗面台の使用状況や、家族の人数によって交換時期も変わっていきます。

リフォームを検討するサイン、タイミングとしては以下のようなものが挙げられます。

  • 蛇口や配管が傷んできた
  • 手洗いボウルにひびが入って水漏れが起きた
  • お子さんの成長に伴いサイズを変更したい
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洗面台のリフォームにかかる期間は

実際に洗面台をリフォームするとき、どれくらいの期間を要するのか解説します。

実は、洗面台の交換だけなら1日で終わることが多いです。

洗面台の交換以外に、クロスや床の張り替えなど内装工事を伴う場合には、もう1日の作業期間を設けることがあります。

さらに、排水管の移設工事が必要な場合には、床材の撤去工事や新たに造作するために1日の作業時間を要することになります。

洗面台をリフォームする際の注意点

ここでは、洗面台をリフォームする際の注意点について解説します。

洗面台設置の高さやスペースの確認

洗面カウンターの高さが合わないため、洗顔の度に腰が痛くなるという悩みを抱えている人もいます。

さらに、洗面台の設置スペースを広げたことで収納スペースを確保できなくなったというケースも考えられます。

洗面台をリフォームする前に、設置の高さやスペースを確認しておきましょう。

排水管の確認

洗面台の排水管は、洗面台の下にあるキャビネットの中にあり、床下や壁裏に通っています。

新しい洗面台を設置する際、排水管の位置が合わないことがあります。

場合によっては、排水管の位置をずらすために床材を撤去してからの工事になることもありますので、事前に確認しておきましょう。

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洗面台リフォームを依頼できるリフォーム会社は4種類

洗面台リフォーム会社は、主に以下4つの選択肢から選ぶことになります。

  • 大手ハウスメーカー系列のリフォーム部門
  • 水まわりリフォームの専門店
  • 地元の工務店や設計事務所
  • 非建築業者(ホームセンターや家電量販店、ガス会社、電気会社など)

リフォーム会社の種類によって、工事の得意・不得意や価格相場には若干の違いがあります。次の見出しから、各リフォーム会社ごとの特徴やメリット・デメリットについて見て行きましょう。

大手ハウスメーカーのリフォーム部門で洗面台リフォーム

注文住宅をメインに手掛ける大手ハウスメーカーの多くは、リフォーム事業も行っています。

大手ハウスメーカーリフォーム部門の特徴

大手ハウスメーカーのリフォーム部門は、依頼できるリフォームの種類も幅広く、洗面台などの水まわりリフォームだけでなく、内装や外装リフォーム、耐震工事なども依頼可能です。

大手ハウスメーカーリフォーム部門のメリット

大手ハウスメーカーのリフォーム部門は、アフター保証が充実しています。洗面台リフォームの実施後も、半月、1年、3年など定期的に施工に不具合がないか点検してもらえるでしょう。

全国に支店を持つ大手ハウスメーカーであれば、リフォームから数年以内に倒産する可能性も低いため、アフター保証が無効になってしまうリスクもほとんどありません。

大手ハウスメーカーリフォーム部門のデメリット

全国規模で展開する大手ハウスメーカーは従業員数も多く、場合によっては洗面台リフォームの知識や実績が少ない営業担当者に当たってしまう可能性もあります。

リフォーム内容や見積もりについて疑問点があれば積極的に質問し、契約に進む前に、営業担当者の誠実さや対応の丁寧さをチェックしておきましょう。

また、大手ハウスメーカーの大半は自社に工事スタッフが在籍しておらず、現場で作業を行うのは外部の協力業者です。現場の職人に的確な指示を出してもらうためにも、営業担当者に現場まで来てもらいましょう。

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水まわりリフォームの専門店で洗面台リフォーム

洗面 台 リフォーム 会社

水まわりリフォーム専門店とは、洗面台やキッチンといった水まわり機器のリフォームや、水道の給排水管工事なども依頼できる会社のことです。

水まわりリフォーム専門店の特徴

水まわりリフォーム専門店では、洗面台、トイレ、お風呂、キッチンなど、水まわり機器のリフォームのほか、排水管のつまりや水漏れといった日常の水まわりトラブルの修理も行われています。

水まわりリフォーム専門店のメリット

住宅の給排水管に手を加える工事は、上水・下水ともに資格が必要ですが、水まわりリフォームの専門店の大半は、配管工事の有資格者が在籍しています。

有資格者が在籍しているリフォーム会社であれば、洗面台の移動などでリフォーム時に配管工事が発生しても、店舗内のスタッフだけですべての作業に対応できます。

一方、水道工事の有資格者がいないリフォーム会社で洗面台リフォームを行うと、配管工事が発生した時に協力業者を外注しなければならず、指示間違いによる施工ミスの確率が高まることも考えられます。

水まわりリフォーム専門店のデメリット

水まわりリフォーム専門店の中には、水まわり以外のリフォームを依頼できない所もあります。内装工事を依頼できたとしても、洗面所の壁やフローリングといった小規模な内装工事に限られるかもしれません。

洗面台リフォームと併せて、室内全体の内装工事や外壁などの外装リフォームも予定している場合は、水まわり以外のリフォームも依頼できるリフォーム会社を探すと良いでしょう。

地元の工務店や設計事務所で洗面台リフォーム

地元密着で経営する工務店や、建築士が開いている設計事務所などでも洗面台リフォームを依頼できます。

工務店や設計事務所の特徴

工務店とは、全国で幅広く展開せず、地域内で施工範囲を限定してリフォームなどの建築業を請け負う会社を指します。

そして設計事務所とは、建築士に住宅の設計や施工管理を依頼できる会社のことです。

工務店や設計事務所のメリット

工務店や設計事務所では、自由度の高い洗面台リフォームが行えます。使いたいメーカーや規格の中から比較的自由に洗面台機器を選ぶことができ、洗面台以外の設備も同時にリフォームが可能です。特に工務店は常駐の大工や職人がいることが多いのでリフォーム中のハプニングや計画変更にも強いと言えます。

工務店や設計事務所のデメリット

工務店や設計事務所の中には、「注文住宅」をメインに手がけており、リフォームの実績が少ない会社もあります。

リフォームの実績が少ない会社に洗面台リフォームを依頼してしまうと、普段発注しない商品の仕入れにコストが掛かって洗面台の価格が割高になったり、段取りに時間が掛かって工期が延びたりするかもしれません。

工務店や設計事務所に洗面台リフォームを依頼する際は、会社のホームページなどから過去の施工事例を調べ、リフォームの実績が多い会社であることを確認しておきましょう。

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非建築業者で洗面台リフォーム

近年は、リフォームや注文住宅といった建築業がメインではない、非建築業者でも洗面台リフォームを依頼できるようになりました。

非建築業者の特徴

洗面台リフォームを依頼できる非建築業者には、以下の種類があります。

  • ホームセンター
  • 家電量販店
  • 設備関連会社(電気、水道、ガス会社など)

いずれの会社も、洗面台やキッチンの交換、ドアの交換、カーポートの取り付けといった「部分的なリフォーム」がメインに行われる傾向にあります。

非建築業者のメリット

ホームセンターや家電量販店の中には、店舗の一角にリフォーム商材の展示フロアを設けている所が多く、リフォーム会社や大手ハウスメーカーのようにアポイントを取る必要がないため、気軽に足を運ぶことができます。

普段利用している電気会社やガス会社、水道会社なども、初めて訪れるリフォーム会社と違って、顧客という立場で気構えずに洗面台リフォームについて相談できるでしょう。

また、非建築業者の多くはリフォームメニューの種類を限定する傾向にあります。従って、決まった商品だけを大量に仕入れて部材価格をコストダウンしているため、洗面台本体を安く購入できる点もメリットです。

非建築業者のデメリット

非建築業者では、洗面台リフォームなどの部分的なリフォームは依頼できても、耐震リフォームや建て替え工事といった大規模なリフォームは依頼できないことがあります。

また、非建築業者の洗面台リフォームでは、洗面台の取り付けや内装工事といった作業は協力業者の職人が行うため、非建築業者のネームバリューと施工品質が必ずしも一致するとは限りません。デザインや設計面こだわりがある場合は建築業者の方がふさわしいかもしれません。

水道会社や電気会社であれば、配管・配線工事については協力業者を呼ばずに行えますが、万が一施工不良が起きた時に備えて、工事保証書を必ず発行してくれる会社を選んでおきましょう。

洗面台のリフォームが得意なリフォーム会社を探すには

自分が住んでいる地域で洗面台のリフォームをしてくれるリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。

リフォーム会社紹介サービスの「
ハピすむ
」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。

運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業なので、その点も安心です。

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賃貸物件やマンションで洗面台の取り付けは可能?

マンションの洗面台を取替えたい場合、どんな洗面台を選べば良いでしょうか。

せっかくリフォームするならお気に入りの洗面台を選びたいですね。

マンションの場合の、商品の選び方のポイントをご説明します。

賃貸マンションの場合

賃貸マンションでは退居時に現状復帰の規約があることがほとんどなので、洗面台を交換することは難しいといえます。

洗面所以外の場所に2台目の洗面台を設置したい場合も、給排水の問題があるので取り付けは諦めた方がよいでしょう。

マンションに取り付けられる洗面台のサイズは?

賃貸でなければリフォームが可能です。

既設の洗面台と同じ大きさならもちろん、洗面所の広さに合わせて選ぶことができます。

ユニットタイプ洗面台の場合は、間口サイズに規格があります。

間口600mm・750mm・900mm、奥向きは約530〜600mm、高さは1,800〜1,900mmが一般的です。

システムタイプは化粧台や洗面台に、オプションのキャビネットなどをプラスしていくことができますが、基本となる洗面台のサイズはユニットタイプと同じです。

マンションでも2台目の洗面台の設置は可能?

既設の洗面台と同じサイズで交換することは可能ですが、別の場所に新たに取り付けるには給排水管の工事をしなければなりません。

マンションの場合、壁や床を工事することが不可能なケースが多いので、2台目の洗面台を取り付けることは難しいかもしれません。

洗面台の新設や増設にかかる詳しい工事費用はこちら

洗面台の交換にかかる詳しい工事費用はこちら

洗面所のリフォームで、優良な会社を見つけるには?

本記事の洗面所リフォームは一例で、「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なり」ます。複数社の見積もりを「比較」をすることが重要です!

実際のリフォーム費用が気になった方は見積もり比較のステップに進みましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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