2023年10月12日更新

監修記事

窓を大きくするリフォームの費用は?

窓を大きくすることで日光を効率よく取り込むことができます。明るい部屋を作りたい場合におすすめです。窓を大きくするためには、大規模な工事が必要になる場合があります。今回は、窓を大きくリフォームするのにかかる費用の相場について解説します。

窓を大きくするリフォーム工事にかかる費用の内訳

窓を大きくするリフォーム工事にかかる費用の内訳は次の通りです。

窓を大きくするリフォームの費用は?

(1)窓とサッシの本体代金

(2)既存の窓の取り外しと新しい窓の取り付けにかかる工賃

(3)諸経費

窓の価格の相場は約2万~20万円です。サッシの価格の相場は約4万~25万円です。どちらも防火性や防音性、防犯性などの機能性の高さに比例して価格が上がります。

窓の取り外しと新しい窓の取り付け工事にかかる工賃の相場は、約5万~8万円です。大きな窓を設置するために壁を壊すのにも工賃がかかります。

壁を壊す工事は全ての住宅に適応できる訳ではありません。場合によっては壁を壊すことで倒壊のリスクが増加します。

まずは、窓を大きくすることができるかどうか調査してもらう必要があります。

また、壁を壊せない住宅の窓を大きくするリフォームでは、建物全体の工事が必要になる場合があります。

それにより総費用が100万円を超えることも珍しくありません。

窓を大きくするリフォーム工事にかかる工賃の明細

窓を大きくするリフォーム工事では壁を壊す必要があり、別途約10万~15万円の費用がかかります。

また、住宅の状態によっては壁を壊すことができない場合があります。壁を壊す際には外壁も壊す必要があります。

壊した外壁を修復する際には防水工事が必要であるため、プラス約3万~5万円の費用がかかります。

また、2階以上の窓を大きくする場合は外壁工事の際に足場が必要です。足場の設置にかかる費用の相場は約10万~15万円です。

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諸経費の内訳

諸経費の内訳は、大型家具の移動費や廃材処分費、運搬費、養生費などです。

大型家具の移動にかかる費用の相場は1つあたり約3000~4000円、廃材処分費は約3万~5万円、運搬費は約4000~6000円、養生費は約2万~3万円です。

窓を大きくするリフォーム工事では、壁を壊す必要があるために多くの廃材が発生します。少し多めに予算を組みましょう。養生とは周りの壁や床を傷つけないようマスキングテープで保護する作業のことです。

これを怠ると壁や床に傷がつき、返って修繕費で多くの費用がかかることになるでしょう。

窓を小さくするリフォーム工事にかかる費用の内訳

窓を小さくするリフォームの費用は?

逆に窓を小さくするリフォーム工事にかかる費用の内訳は次の通りです。

(1)窓とサッシの代金

(2)窓の取り外しと取り付けにかかる工賃

(3)壁面処理にかかる工賃

(4)諸経費

窓には次のような種類があります。

(1)フィックス窓
いわゆる光を取り入れることを目的とした開閉できないタイプの窓で、約6000~1万円が価格の相場です。

(2)滑り出し窓
外側に開くタイプの窓のことで、約1万~2万円が価格の相場です。

(3)ルーバー窓
ガラス板やアクリル板を平行に並べ、ブラインドのような形になっている窓です。価格の相場は約3万~4万円です。

(4)上げ下げ窓
2枚のガラスで構成されており、上下どちらにも開閉できる窓です。価格の相場は約1万5000~2万5000円です。

(5)片開き窓
内側に開くタイプの窓で、価格の相場は約1万~2万円です。

(6)両開き窓
左右どちらの窓も外側や内側に開閉できます。価格の相場は約3万~5万円です。

全てサッシ込み価格ですが、防音性や防犯性が高いサッシを選ぶと、別途約5万~20万円の費用がかかります。また、強化ガラスや防音ガラスなどを使用する場合も費用が高くなります。商品のグレードによって費用が大きく変動するので、まずは見積もりを依頼しましょう。

また、別途網戸を設置する場合は約1万~3万円の費用がかかります。

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窓を小さくするリフォーム工事にかかる工賃

窓を小さくするためには壁面処理が必要になります。価格の相場は約5万~10万円です。また、周りの壁が劣化している場合は補修が必要です。軽度の損傷の場合は約2万~4万円、重度の損傷だと約5万~10万円が費用の相場になります。

諸経費の内訳

窓を小さくリフォームする際にかかる諸経費の内訳は次の通りです。

(1)廃材処分費

(2)運搬費

(3)養生費

廃材処分費の相場は約2万~3万円、運搬費は約4000~5000円、養生費は約1万~2万円です。また、窓の前に大型家具が置かれている場合は、移動費として1つあたり約3000~4000円が請求されることがあります。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治

ディバルコンサルタント株式会社

明堂浩治

芝浦工業大学工学部建築工学科を卒業。大手建設会社で20年勤務した後、独立しコンサルタント業を始める。

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