2021年08月20日更新

監修記事

窓を塞ぐリフォームの費用は?

窓があるために家具の配置がしっくりいかない場合や隣の家が近接しているなどの場合、窓を塞ぐリフォームがおすすめです。このリフォームにはどのような工事が必要なのでしょうか。またリフォーム費用はどの程度なのでしょうか。見てみましょう。

窓を塞ぐリフォーム

中古の住宅を購入しリノベーションして住みたいと考える時、窓の位置が悪いと家具の配置などに困るものです。

現在の住宅のすぐ横に新しく住宅ができてしまい、隣の住宅との隙間がほとんどないという場合も窓を塞ぎたいという方がおられます。

窓があると中が見えてしまうからです。

窓を塞ぐリフォームの費用は?

そのような場合、窓を塞ぐリフォームが可能です。

では窓を塞ぐリフォームにかかる費用はどの程度なのでしょうか。

窓サッシを塞ぐリフォームの費用

窓を塞ぐリフォームには10万〜30万円程度の費用が必要です。

なお、上記の費用は参考例です。リフォーム会社によって費用が変わることがあるため、リフォームを検討する際には相見積もりを取りましょう。

また、サッシの大きさや仕上げの違いによって費用が変動します。

必要な工事の種類としては、大きく分けて内装の工事と外装の工事の2種類となります。

内装工事にかかる費用

まずは内装工事から見ていきましょう。

窓を塞ぐ方法を二つ紹介します。一つ目はサッシ枠を外して外壁を塞ぐ方法です。

工事費用の中にはサッシ・ガラス類の処分費用が含まれてきます。

次に開口部分に下地を組み、断熱材を入れ、ベニヤ板や石膏ボードを張って開口部分を塞ぎます。

最後に仕上げとして室内側には壁紙を貼って完成となります。

窓を塞ぐリフォームの費用は?

窓の大きさや施工の範囲によりますが、上記の内容の工事で5万〜10万円程度の費用が必要となります。

新たに壁となった部分だけに新しい壁紙を張ると周りの壁紙と色味などに微妙に差が生じてしまいます。

ここに窓があったんだなということが一目でわかってしまう状態です。

周りの壁紙と全く同じ品番の壁紙を貼ったとしても既存の壁紙は色焼けや色あせが起こっており、差が生じますので要注意です。

またリスクとして「納まりが悪い」「雨漏りの心配がある」などがあり「塗装などの補修費用がかかる」点も上げられます。

それで、このようなリフォームをするときにはその壁一面、あるいはその部屋全体の壁紙を貼り替えることをおすすめされることが多いです。

どの範囲まで新しい壁紙にするかという部分で費用に差が出てきます。

二つ目に方法としてサッシはそのまま撤去せずに、窓の外側はガラスから何からそのままで、室内側だけ窓枠を取って石膏ボードで壁を作りフラットに仕上げてしまう方法があります。

またガラスが割れるのが怖いという方ならば、サッシ枠はそのままで、サンルームに使うようなアルミの複合板でサッシ枠内をふさいで周囲をコーキングする方法もあります。

隣が隣接してるような状況では他からは見えにくい筈なのでその場合はサッシ枠は取り外さない方が良いでしょう。

サッシの形状を変えたいという場合でしたらサッシの交換工事を行うこともあります。ですが家具を置きたいとか、隣の目が気になる程度なら、サッシ枠取り外し工事はあまりオススメではありません。

外装工事にかかる費用

次に外装工事です。

外装はモルタル塗装仕上げの場合とサイディング仕上げの場合に分かれます。

モルタル塗装仕上げの場合

まずはモルタル塗装仕上げを見てみましょう。

サッシ撤去後にモルタルを塗りつけるための専用のボードで開口部を塞ぎます。

その後モルタルを塗り、塗装をして仕上げとなります。

そのため、ボードなどの材料費に加え左官の費用や塗装の費用が必要となります。

これらの費用は6万〜10万円程度です。

また窓の上に庇があった場合、庇の撤去も必要となります。

庇を撤去した後はほとんどの場合モルタル補修が必要となります。塞いだ外壁の補修と同時に行かない、塗装などで仕上げることとなります。

このための補修費用も考えておきましょう。補修費用としては1万〜2万円程度です。

最後に塗装をして仕上げとなります。塗装をする場合、今回新たに塗る部分のみを塗装しますと明らかに色が違ってしまいます。

どんなに既存の色に近づけてもわかってしまいます。

この場合も内装と同じで、できるだけその一面を塗装した方が仕上がりがキレイになります。

窓を塞ぐリフォームの費用は?

壁一面を塗装するのか、開口部だけを塗装するのかで大きく費用が変わってきますのでリフォーム会社とよく相談しましょう。

もし塞ぐ部分が2階部分であったり、壁一面を塗装するということになると足場の費用も必要となります。

足場の費用だけで10万円を越してしまうことが多いのでこの点も考慮に入れておきましょう。

サイディング仕上げの場合

次にサイディング仕上げです。

サイディングの場合は開口部を塞ぐために下地として構造用合板を張ります。

サイディングの場合は塗装をしないことがほとんどです。サイディングの場合は、サンダーの切れ目が直線的にはならないために、見た目が非常に良くないためです。

ですからできる限り周りのサイディングと色味を合わせてもらいましょう。

サイディングを張った後は防水のためにコーキング処理をします。

それでサイディング仕上げの場合はサイディングなどの材料費とコーキングの施工費用が必要となってきます。

費用としては5〜8万円程度でしょう。

また、施工部分が2階の場合は足場の費用が必要となります。

この点も考慮に入れてください。

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リフォームを楽しみましょう

せっかくリフォームをしますので、壁紙は部屋全体を貼り替えたり、塗装は最低でも壁一面を塗り替えることをおすすめします。

そうすると以前の部屋とは雰囲気が変わり新たな部屋で生活していくことができます。

予算や好みが関係してきますので、見積もりに来たリフォーム会社とよく相談して後悔しないリフォーム工事をしましょう。

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本記事の窓リフォームは一例で、「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なり」ます。複数社の見積もりを「比較」をすることが重要です!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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