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2018年10月09日更新

マンションの浴室リフォーム気になる費用やポイント、工事の流れについて紹介します!

マンションの浴室をリフォームする際の、ユニットバス価格の相場や工事費用の目安、リフォームの手順などについて紹介します。また、リフォーム費用を安く抑えるコツやマンション特有の注意点などについても紹介します。

マンションのお風呂にカビが目立ってきたり劣化が気になったりして、リフォームを検討されている方も多いのではないでしょうか。マンションの浴室をリフォームする際の、費用の相場や工事の手順についてまとめました。また、リフォーム費用を安く抑えるコツや、マンション特有の浴室リフォームの注意点などについても、ご紹介していきます。

マンションの浴室は大部分がユニットバス

普段あまり意識することはないかと思いますが、浴室には「ユニットバス(システムバス)」と「在来工法」という2種類の作り方が存在します。

まずユニットバスとは、壁や床、浴槽などのパーツが全てセットになった規格品の浴室で、システムバスと呼ばれることもあります。

一方、在来工法とは、壁や床、浴槽、シャワーなどのパーツを1つずつ組み合わせて作られた浴室になります。在来工法は一戸建て住宅で採用されていることが多く、お風呂場の壁などがタイル張りであれば、在来工法の浴室と考えられます。

一般的にマンションの浴室はユニットバス(システムバス)のケースが大部分ですので、こちらの記事ではユニットバスのお風呂場をリフォームする場合について記載しています。

マンションの浴室リフォーム気になる費用やポイント、工事の流れについて紹介します!

浴室のリフォーム費用は商品価格と工事費用に分けられる

マンションの浴室をリフォームする場合、費用は大きく分けてユニットバスなどの商品価格と、取り付けるための工事費用になります。まずは商品価格の相場についてご紹介していきます。

ユニットバスの本体価格相場は約40万~

まず、ユニットバスを丸ごと入れ替えるような大規模な浴室リフォームの場合について、ご紹介します。

ユニットバス本体の価格は、浴槽、壁、床といった浴室の設備一式がセットになった価格で表されます。価格相場はメーカーや商品のグレード、サイズによって大きく異なりますが、平均すると標準グレードで約50万~70万円、ハイグレードで約120万~150万円が本体価格の定価となります。

多くの場合、メーカーの定価から約3割程度の割引が行われるため、
・標準グレード:約40万円
・ハイグレード:約120万円
がユニットバスの価格相場となっています。

ユニットバスの価格は素材やオプションにより大きく変わる

ユニットバスの価格は、サイズや素材、オプションの有無などにより大きく変わってきます。

ユニットバスの浴槽の素材はFRP樹脂(繊維強化プラスチック)製と人工大理石製が多く、この2つは比較的手頃な価格帯から商品が存在します。一方、鋳物ホーロー製の浴槽やヒノキ製の浴槽は、大量生産が難しいことから、商品価格も高めとなっています。

ユニットバスの材質により、保温性の高さや掃除のしやすさなどの機能性も大きく変わります。見た目や価格だけでなく、自分のライフスタイルにあった機能を持つユニットバスを選ぶことが重要でしょう。

また、ユニットバスには、浴室の手すりや収納棚、浴室乾燥機、多機能シャワーなど様々なオプションが存在します。これらのオプションは、本体価格に含まれている場合、別料金となる場合、オプションの追加ができない場合など、商品やグレードによって扱いは異なります。

オプションの有無によってリフォーム費用の総額が大きく変わってくることもあるので、どれが標準仕様で組み込まれているものなのか、追加費用はどの程度になるのか、しっかりと確認することが必要です。

マンションの浴室をリフォームする場合の工事費用や手順は?

次に、マンションの浴室をリフォームする場合の工事費用について、工事手順と合わせてご紹介します。

ユニットバスを入れ替える場合の工事費用の相場は約20万円~

ユニットバスを入れ替える場合の工事には、いくつかの工程があります。各工程を順番にご紹介します。

1.既存ユニットバスの解体・撤去:現在の浴槽、壁、床材、天井などの各パーツを順番に解体し、撤去します

2. 給排水管や換気の配管の工事:浴室の給水管や排水管、換気用の配管などを必要に応じて交換し、新しいユニットバスの位置に合わせて設置します

3. 電気配線工事:基本的には既存の電気配線を再利用することができますが、スイッチ位置の変更などに伴い、微調整が必要です。テレビやジャグジーなどの設備を追加する場合には、別途配線工事が必要になります。また、新たに浴室暖房乾燥機を取り付ける際は、分電盤から専用電源が必要となるため、注意が必要です

4. ユニットバスの取り付け:ユニットバスの各パーツを、床、壁、天井といった順に設置していきます。防水のためのコーキング処理もここで行います。そして浴槽を設置し、棚やシャワー、ドアなどの付属品も取り付けて完成です

各工程の費用の目安は以下の通りです。
・既存浴室の解体処分費用:約4万~8万円
・給排水管工事費用:約5万~9万円
・電気配線工事費用:約3万~5万円
・ユニットバス取り付け費用:約8万~13万円

これらの基礎的な工事で必要な金額の相場は約20万~30万円になります。

他にも、クロスの貼り替えや浴室ドア周辺の補修工事などが必要な場合には、それぞれ約3万~5万円程度の追加費用が発生します。

ユニットバスを入れ替える場合の平均的な工期は3日~4日

ユニットバスを入れ替える際の平均的な工事期間は3日~4日程度となります。

ただし、給排水管や電気配線工事の規模、補修工事の種類などにより、さらに数日の追加工期が必要な場合もありますので、リフォーム会社に確認が必要です。

手すりの追加やドアの交換など浴室の部分リフォームも可能

ユニットバスの総入れ替えといった大掛かりなものでなくても、お風呂場をリフォームすることは可能です。たとえば手すりの追加や一部パーツの交換といった小規模な工事でも、浴室の利便性を大きく向上させることができます。

浴室の部分リフォームの場合、費用は数万円、工期も半日からと負担の少ない範囲で実現させることが可能です。たとえば手すりの取り付けであれば約1万円から、工事期間も半日程度で済みます。

また、浴室のドアを交換する場合、同製品への交換やカバー工法(既存のドア枠の上から新しいドア枠を取り付ける)での工事であれば、約5万円から、工期も1日程となります。


ユニットバス交換時期の目安は約15年

マンションのユニットバスは、設置から約15年後が交換時期の目安と言われています。

浴室は家の中でも一番湿気や汚れがたまりやすく、また完璧な掃除が難しい場所です。そのため、キッチンや洗面台、トイレなどの他の水回り箇所と比べても、リフォームの頻度が高い場所になります。

特に浴槽の下に水が入るタイプのユニットバスの場合、浴槽裏でカビが発生し、臭いなどの原因になっていることが多くあります。また、ドアのパッキンが劣化して隙間が生じ、浴室内の保温性が下がっていることもあります。

もしお風呂場がカビ臭い、冬場の浴室が前より冷えやすくなった、といった気づきがある場合には、早めに浴室のリフォームを検討した方が良いかもしれません。

浴室のリフォーム費用を安く抑えるコツとは?

リフォームに掛ける費用はできる限り抑えたいものです。マンションの浴室リフォームの場合、省エネ化やバリアフリー化といった条件を満たすと、さまざまな補助金や減税制度を利用することが可能になります。

リフォームで所得税や固定資産税が減税 に

バリアフリー、省エネ、同居対応、長期優良住宅化といった目的でリフォームを行った場合、工事費の10%分が施工した年度の所得税から控除されます。5年以上のリフォームローンを利用してリフォームを行った場合には、毎年ローン残高の1%が控除されるなどの優遇があります。

また、要件を満たすリフォームを行った場合には、家屋の固定資産税が2分の1~3分の1減額されるという制度もあります。

要支援・要介護認定者がいる場合、介護保険の補助金が利用可能

リフォーム予定の住宅に、要支援もしくは要介護の認定を受けている家族がいる場合には、介護保険から最大20万円の補助金を受け取ることができます。

対象となるリフォーム内容は手すりの取り付け、段差の解消、滑りにくい床材への変更などで、これらのリフォームに付帯して必要となる壁の下地補強や給排水設備工事なども含まれます。

介護保険を利用したリフォームには、必ず事前申請が必要になるため、担当のケアマネジャーなどに相談してみるのがよいでしょう。

自治体のリフォーム支援制度をチェック

各自治体では、リフォームに関する補助金や融資などさまざまな支援制度が設けられています。支援内容や対象条件は自治体により異なりますので、お住まいの自治体の制度を確認してみてください。

自治体によっては、都道府県内または市町村内の施工業者を起用してリフォームを行うことを、補助金適用の条件にしているところもあります。

リフォーム費用は贈与税が非課税に

もしリフォームに掛かる費用を親や祖父母などの直系尊属から支援してもらった場合には、贈与税を非課税とすることができます。現在のところ平成33年末までの適用予定で、確定申告による申告が必要になります。

マンションでの浴室リフォームで注意すべきポイントは?

マンションでの浴室リフォームをする際には、どのようなことに注意すべきなのでしょうか?マンション特有の注意事項についてご紹介します。

マンションの規約内容や構造を確認!

戸建て住宅と違い、マンションの場合にはリフォーム内容に制限が掛かる場合があります。まず共用部分や隣との境目の部分は個人でリフォームすることはできません。

専有部分であっても、マンションによってはリフォーム内容に条件がある場合があります。マンションごとに細かい条件は変わってくるため、マンションの規約をしっかり確認しましょう。

また、マンションの場合には、床下空間の高さによって水回りの移動ができるかどうかが変わってきます。パイプスペース(PS)も共用部分にあたるため、移動などはできません。各マンションの状況により、リフォーム内容に物理的な制限が生じる場合もあるのです。

マンションの浴室リフォーム気になる費用やポイント、工事の流れについて紹介します!

マンション側の修繕時期と重ならないように注意!

マンションの場合、定期的に共用部分の修繕も行われています。もしマンション側の修繕時期と個人のリフォーム時期が重なってしまうと、器材の搬入や駐車場の確保などでトラブルになる可能性もあります。マンション側の修繕時期や内容を確認し、工事期間が重ならないように注意する必要があります。

水漏れや騒音などの近隣トラブルに注意!

マンションのリフォームでは、近隣との関係性に気を配る必要があります。

浴室のリフォームの場合、床や壁を解体する際などに騒音が発生することは避けられません。事前に近隣にリフォーム内容や工事期間の説明を行い、理解を得ることが重要です。

また、配管工事の際などに万が一水漏れが発生すると、とても大きな問題になりますので、十分な注意が必要です。

お風呂・浴室リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたお風呂・浴室リフォームは、あくまで一例となっています。

正確なリフォームの金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!