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2017年12月07日更新

火災保険でカーポートは修理できる?保険適用の条件などを分かりやすく解説!

台風や大雪などで、カーポートの屋根部分の破損や倒壊などの被害を受けた場合に、火災保険で損害補償を受けることは出来るのでしょうか?修理のための工事費用が保険で全額補償出来るのかということと、補償されるために必要な適応条件などについて解説します。

自然災害によるカーポートの損害は火災保険の対象になるの?

近年、台風や大雨、大雪、突然の雹など、天候不順による自然災害が増えています。住宅の屋根や雨樋などの被害だけではなく、塀や物置、カーポートなどの外構設備も被害を受ける可能性があります。

カーポートなどのエクステリアが損害を受けた場合、火災保険の対象になるのかということについて説明します。

家屋以外の外構・設備の損害について

火災保険は家屋が火事に遭ってしまったり、自然災害などの被害や損害を被ってしまったりと、万が一の場合に備えて家屋に対して保険が下りるように加入するものです。

そのため、カーポートなどの家屋以外の設備などは火災保険の補償対象にならないと思っている方も多いようです。

しかし、一般には門、塀や垣根、物置、車庫、外灯などは建物の付属設備として位置付けられているため、カーポートも火災保険の対象内です。

家の敷地内にあるカーポートが、台風や大雪などの自然災害が原因で破損・倒壊した場合は、火災保険の補償対象となるため保険金で修理・リフォームすることが可能となります。

火災保険の契約内容の種類と注意点

火災保険には「住宅火災保険」と「住宅総合保険」さらに最近では新しいタイプの火災保険「オールリスクタイプ」など、大別すると3つの種類があります。

住宅火災保険

一般的な火災保険です。火災の他、落雷、破裂や爆発、風災・雪災・雹災などの自然災害に対応しています。

住宅総合保険

住宅火災の補償内容に加えて水災・水濡れ・暴行による破損・盗難・飛来や落下・衝突・持ち出し家財の損害などについても補償されます。

新しいタイプの保険(オールリスクタイプ)

従来の住宅火災保険よりもさらに補償の範囲を広くし、損害保険金だけではなく費用保険金も支払ってくれるという保険が多くなりました。つまり、実損額と同等の金額を補償してくれます。

※損害保険金:保険対象の建物や家財が損害を受けた場合に支払われる保険金です。
※費用保険金:災害時は建物や家財の損害にかかる費用の他にも、残存物の片付けや臨時の費用など様々な費用がかかりますが、それらの費用をサポートする保険金のことです。

契約の内容は保険会社によって異なるので、ご自身で確認しておきましょう。

契約内容の注意点と確認しておきたい事

補償内容

平成15年よりも以前に契約しているほとんどの火災保険は「風災・雪災・雹災」がセットで補償されていましたが、新しいタイプの火災保険は自分で必要のないものを外せるものが増えています。

豪雪地帯ではない地域では、契約時に雪災補償を外してしまっている可能性もあります。その場合は雪によるカーポートの破損や倒壊に対応できないので注意しましょう。

免責事項

火災保険によっては免責金額が設けられているものもあります。その場合は実損額と同等額が支払われる商品であっても、実損額から免責金額を引いた金額が支払われることになります。

例えば、免責金額が5万円の契約だったとします。台風でカーポートの屋根が破損して修理工事を行い、損害費用が25万円だとすると免責金額5万円を引いた20万円が支払い対象金額となります。

つまり、ここでいう免責とは自分で支払う金額ということになるので、注意が必要です。

カーポートの破損・倒壊による自動車の被害について

大雪でカーポートが倒壊するなどの事故では自動車の被害も考えられます。しかし、車両については火災保険の対象ではありません。

このような場合の車両被害については、自動車保険の車両保険に加入している場合に補償対象となる可能性があります。

カーポートの破損・倒壊で火災保険の対象となる適応条件

火災保険の補償対象となるためには、自然災害(風災・雪災・雹災)であると認められなくてはなりません。

カーポートの事故で多いのは、台風や暴風雨、雹などによる躯体(くたい)の変形や屋根部分の破損、または大雪による躯体変形や倒壊などでしょう。

ここでは、主に旧来型の住宅火災保険や住宅総合保険の「風災と雪災」について説明します。

風災と認められるための必要条件

一般に風災とは台風、暴風雨、旋風、突風、竜巻など、強い風による災害のことを指します。

強い風の条件は、最大瞬間風速が秒速20m以上の風であることです。そのような風によって生じた被害や損害が火災保険の申請対象となります。

また、カーポートの修理やリフォーム工事の費用が「20万円以上」でないと補償を受けることが出来ない場合がほとんどです。

その上、火災保険の申請時期としては風災などによる破損・倒壊事故から「3年以内」に申請しなくてはなりません。ただし、既に修理・リフォーム工事を行っている場合も3年以内ならば申請可能です。

風災と認められるための必要条件

カーポートの雪災について

豪雪地帯では元々大雪を想定しているため、一般に100~200cmの耐雪設計カーポートを設置しています。

しかし、普段あまり雪が降らない地方では耐積雪強度が20~30cmのものを設置していることが多いために、それ以上の積雪があると重さに耐えることが出来ずに倒壊してしまうという被害が見られます。

雪による被害も雪災と認められれば火災保険の対象となりますが、風災同様、修理やリフォームの工事代金が20万円以上でなくてはならない場合がほとんどです。

補償の対象として認められない場合とは

カーポートの耐用年数は約10年~30年といわれていますが、20年以上経過するとどうしても紫外線による影響で屋根や支柱が劣化してきます。

経年劣化による破損や倒壊は、火災保険の補償対象とはならないので注意が必要です。

火災保険申請の流れと損害保険鑑定人による認定

風災や雪災でカーポートに損害が生じた場合、カーポートに詳しいリフォーム会社や工務店などに連絡して、調査および工事費用の見積もりを依頼します。出来れば数社に見積もりしてもらうことをお勧めします。

自然災害が原因の破損で、修理費用が20万円以上ならば保険会社に連絡して、申請のために必要な書類を送付してもらいます。

その間に信頼できそうなリフォーム会社1社と修理・リフォームの工事契約を交わします。

申請に必要な書類

火災保険を申請する際に用意する書類は下記のものです。

必要書類
・火災保険請求書:自分
・被害箇所の写真:自分またはリフォーム会社
・修繕費用見積書:リフォーム会社
・調査報告書:自分

申請書提出後

火災保険の申請書を受理した保険会社は、第三者機関の鑑定会社に依頼して被害現場の調査を行います。

一般には保険会社の担当者と鑑定会社の損害保険鑑定人(損害状況調査や損害額を算定する専門家)が同行して、提出された報告書や見積書と被害現場に相違点がないかを確認をして、補償保険金額を決定します。

申請書提出後

火災保険で補償される保険金で工事費用を無料にできる?

損害保険鑑定人と保険会社で決定した火災保険の保険金は、損害額を補填することが目的なので、実際に風災などで生じた損害額が上限額となります。

つまり、リフォーム会社が修理工事費用に30万円かかるという見積もりを出した場合、保険会社や損害保険鑑定人が100%補償できる(ここでは30万円)と決定すると、全額補償してもらえるということになります。

この場合、考え方によっては工事費用が無料になるということになります。

しかし、リフォーム会社の見積もりよりも補償される金額が少なかった場合は、リフォーム会社に支払う費用の一部を自分で支払わなくてはなりません。

このような場合では、足りない金額が持ち出しとなるため、無料で工事することができないということになります。

いずれの場合も「カーポートの損害」でも火災保険が利用できる可能性があるということを念頭に置いておくと、いざというときに役に立つかもしれません。

火災保険の詳しい契約内容については、ご自身でもう一度確認しておくことをお勧めします。

リフォーム会社を比較しよう!

ここまで説明してきた各種リフォームの制度などがご希望のリフォーム内容で適用可能かどうかは、実際にリフォーム会社に相談してみないと分かりません。

また、正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

「色んな会社に何度も同じことを伝えるのがめんどくさい…。」という方はカンタンに複数社を比較検討できるサービスもございますので、ぜひご利用ください。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!